カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の開発企業である「Input Output(IOG/IOHK)」は2022年7月4日に、Cardanoの大型アップグレード「Vasil Hard Fork」の重要なステップとなる”テストネットでのハードフォーク”に成功したことを発表しました。
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Vasilハードフォークに向けた重要ステップ
Input Output(IOG/IOHK)は2022年7月4日に、Cardanoの大型アップグレード「Vasil Hard Fork」の重要なステップとなる”テストネットでのハードフォーク”に成功したことを発表しました。
Vasil Hard Forkは、Cardanoブロックチェーンとそのスマートコントラクトプラットフォームである「Plutus」で重要なアップデートを行うハードフォークであり、このアップデートによってカルダノのスケーラビリティ(拡張性・適応能力)が大幅に向上されると期待されています。
Input Outputは2022年6月20日に「当初2022年6月末に実施予定となっていたVasilハードフォークが2022年7月末まで延期になったこと」を報告していましたが、今回の発表では「テストネットでのVasilハードフォークに成功したこと」が報告されています。
本日20時20分(UTC)にIOGチームがCardanoテストネットのハードフォークに成功したことをご報告します。これはメインネットでのVasilアップグレードに向けた重要な次のステップです?
IOGチームは現在、ステークプールオペレーター・開発者・取引所などに対して最終テストと統合プロセスの開始を呼びかけているとのことで、以前から報告されていたように「最終的な調整・テストを行うための4週間の猶予」が設けられていると報告されているため、メインネットでのVasilハードフォークは予定通り2022年7月の最終週頃になると予想されてます。
Input Outputは20日の延期発表時に『ハードフォーク延期が一部の人にとって残念なものであることは認識しているが、アップグレードを適切に行うためには品質とセキュリティを最優先にして十分に注意を払う必要がある』と説明していましたが、今回のツイートでも『私たちはこのアップグレードを安全かつセキュアな方法で確実に管理することを重要視している』と強調されています。
Vasilアップグレードの最新情報については『今後数週間にかけて進展に合わせて最新情報をお届けしていく』と説明されています。
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