暗号資産取引所「Zaif(ザイフ)」を運営している「株式会社カイカエクスチェンジ」は2022年12月19日に、1,400種類以上のトークンで支払いを行うことができる仮想通貨決済サービス「Slash Web3 Payment」を開発・運用している「SLASH FINTECH LIMITED」と業務提携契約を締結したことを発表しました。
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Web3ビジネス領域で仮想通貨決済サービスを拡大
Zaif(ザイフ)を運営している「株式会社カイカエクスチェンジ」は2022年12月19日に、1,400種類以上のトークンで支払いを行うことができる仮想通貨決済サービス「Slash Web3 Payment」を開発・運用している「SLASH FINTECH LIMITED」と業務提携契約を締結したことを発表しました。
「Slash Web3 Payment」は今年から提供開始された暗号資産の自動両替ソリューションであり、加盟店はクリック一つで受け取り用のウォレットアドレスをスマートコントラクトに組み込んで、顧客支払い用URLとなるQRコードを作成することが可能、日本円ステーブルコイン(JPYC)や米ドルステーブルコイン(USDT)など、希望の通貨に換金してウォレットにリアルタイムで受け取ることができるようになっています。
「カイカエクスチェンジ」と「SLASH FINTECH LIMITED」は、今回の提携を通じて日本国内のECサイトや店頭決済で利用可能な暗号資産決済サービスの企画・開発・運用を共同で行い、Web3ビジネス領域における暗号資産でのスマートコントラクト決済サービスをさらに拡大させていくと説明しています。
なお、今回の業務提携による新規プロジェクトの詳細や新たなサービス情報などについては随時発表していくと説明されています。
「Slash Web3 Payments」は2022年12月5日にArriba Xで実施されたピッチイベント「ArribaX 2022 supported by NewsPicks Studios」で最優勝賞と特別賞をダブル受賞しており、本日21日にはシードラウンドで「MZWeb3Fund」や複数の個人投資家を引受先とする総額約2億円の資金調達を実施したことなども発表されているため、今後の新たな発表には注目が集まっています。