UAEの不動産開発大手「MAG」仮想通貨用いた不動産取引を推進
アラブ首長国連邦(UAE)の大手不動産開発業者である「MAG」は2022年12月15日に、中東・北アメリカ地域の大手暗号資産サービスプロバイダーである「CoinMENA」と提携して、仮想通貨を用いた不動産購入を推進していくことを発表しました。今回の提携によって、MAGはUSDT・USDCを含むステーブルコインを受け入れることになると報告されています。
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CoinMENAと提携して「USDT・USDC」などを受け入れ
アラブ首長国連邦(UAE)の大手不動産開発業者である「MAG」は2022年12月15日に、中東・北アメリカ地域の大手暗号資産サービスプロバイダーである「CoinMENA」と提携して、仮想通貨を用いた不動産購入を推進し、ドバイ経済の成長のさらなる加速に取り組んでいくことを発表しました。
CoinMENAはバーレーンに拠点を構える暗号資産金融サービス会社であり、バーレーン中央銀行から暗号資産サービスプロバイダー(カテゴリー3)として認可を獲得した上で、個人投資家や機関投資家に「デジタル資産の売買・保管・取引」や「自国通貨の入出金」などのサービスを提供しています。
MAGは今回の提携を通じて仮想通貨決済で不動産を購入できるようにするとのことで、具体的には「USDT」や「USDC」を含めた複数のステーブルコインを受け入れることになると説明されています。
CoinMENAの最先端プラットフォームを通じて仮想通貨取引を受け入れるための今回の契約締結を嬉しく思います。市場の変化に対応して「デジタル資産で得た利益を有形資産に変換すること」を望む投資家の皆様の要望に応えるために、私たちが進化していくことは非常に重要です。当社はドバイの不動産業界のカタリストとして、ドバイのデジタル経済を発展させ、世界的に重要な地位を確立するための努力を惜しみません。
ドバイでは仮想通貨決済に対応する企業が増えてきており、今年4月にはドバイ拠点の不動産開発業者「DAMAC Properties」がBTC・ETHの対応を発表、その後5月にはドバイの航空会社「エミレーツ航空」が新規顧客獲得に向けて仮想通貨・ブロックチェーン・メタバース・NFTなどを取り入れる計画であることなども報じられています。