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SBI VCトレード「FLRトークンの出庫受付」開始|残り報酬獲得の代行サービスも予定


暗号資産取引所「SBI VCトレード」は2023年1月20日に、XRP保有者に付与されたFlareトークン(FLR)の出庫募集受付を開始したことを発表しました。SBI VCトレードは、残りエアドロップ分の獲得を代行する対応も予定しています。

こちらから読む:FLR配布関連提案のFAQ公開「暗号資産」関連ニュース

FLRトークンの出庫申請が可能に

SBI VCトレードは2023年1月20日に、XRP保有者に付与されたFlareトークン(FLR)の出庫募集受付を開始したことを発表しました。

同社は先日、ユーザー自身でFlareトークン保有数量を確認できる残高確認システムをリリースしていましたが、現在は「お客様情報確認ページ」の「FLR全額出庫エントリー」からFLRトークンの出庫依頼を提出することができるようになっています(出庫手数料:100FLR)。

FLRトークンの出庫募集期間は「日本時間2023年1月20日〜2023年1月29日23時59分まで」となっており、今回の出庫募集以降の出庫実施は現時点では未定とも説明されています。なお、FLRトークン出庫は申請時期に応じて以下の2回に分けて実施されることになっています。

2023年1月20日から2023年1月23日23時59分までの出庫依頼分
→2023年1月24日から2023年1月25日に出庫予定

2023年1月24日0時00分から2023年1月29日23時59分までの出庫依頼分
→2023年1月30日から2023年1月31日に出庫予定

残りエアドロップ分の獲得代行サービスも予定

Flare Networkでは、FLRトークンの今後の分配方法などを決めるための提案である「Flare Improvement Proposal 01(FIP.01)」の投票受付が開始されており、FIP.01が可決した場合には「FLRトークンのラップ(WFLRへの変換)」などの手続きを行わないと残りエアドロップ分が受け取れない仕組みになっていますが、SBI VCトレードは『残りエアドロップ分の獲得を代行する対応を予定している』とも報告しています。

FIP.01が可決した場合、FLR保有者は自己管理型ウォレットにFLRを移動させてラップされたFLRトークン(WFLR)への変換作業を行い、デリゲート作業を行うことによって「エアドロップ分+デリゲート報酬」を獲得することができるようになりますが、SBI VCトレードの代行サービスでは「SBI VCトレードがまとめてデリゲート作業までを実施して、対象者に報酬を分配する」という方法が取られることになると報告されています。


なお、FIP.01の投票は記事執筆時点で「賛成:95.18%」「反対:4.82%」となっているため、現時点では可決する見込みが高い状態となっています。FIP.01の投票方法やよくある質問に関する内容は以下の記事でもまとめています。

>>「SBI VCトレード」の公式発表はこちら