PlayStation(プレイステーション)などを展開していることで知られるゲーム機大手「Sony Interactive Entertainment」が、異なるゲームプラットフォーム間でデジタル資産(NFT)を転送・使用できるようにするNFTフレームワークに関する特許を申請したことが明らかになりました。
PS4・PS5・Xboxなど様々なゲーム機に対応
PlayStation(プレイステーション)などを展開していることで知られるゲーム機大手「Sony Interactive Entertainment」が、異なるゲームプラットフォーム間でデジタル資産(NFT)を転送・使用できるようにするNFTフレームワークに関する特許を申請したことが明らかになりました。
公開されている特許申請書類によると、同社が提供する標準化されたフォーマットは「PlayStation」や「Xbox」などといった異なるゲームプラットフォームで読み取ることができるとのことで、VR&ARヘッドセット・タブレット・スマートTV・コンピューター・スマートフォンなどのデバイス間でNFTを転送できるようになるとも伝えられています。
また、NFTは「PS4からPS5」といったようにゲーム機の世代を超えて使用することもできると記載されており、デジタル資産には「ゲーム内スキン・アートワーク・アバター・武器・ゲームのスキル」などを含めることができるとも説明されています。
書類の中では「Microsoft」や「Nintendo」などのメーカーが製造したゲーム機とも相互運用できるよう目指していることが説明されているため、将来的には「PlayStation・Xbox・Nintendo Switch」などといった様々なゲーム機の間でNFTを相互転送して使用できるようになる可能性があると期待されています。
SONY(ソニー)は数年前からブロックチェーン関連の技術活用を積極的に進めており、2021年5月には仮想通貨・ゲーム資産・デジタル権利などを利用してeスポーツで賭けを行うことができる『Eスポーツベッティングプラットフォーム』の特許を申請、今年2月にはStartale Labsと協業して「Web3プロジェクトのインキュベーションプログラム」を開始することも発表されています。