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オンラインクレーンゲームで「匂い・香りのNFT」取扱いへ:BOUNTY HUNTERS


NFTオンラインクレーンゲームを開発・運営している「BOUNTY HUNTERS」は2023年4月8日に、匂い・香りをデジタル化したNFTの取り組みを進めている「Horizon株式会社」とのパートナーシップを通じて、Web3オンラインクレーンゲームで『匂い・香りNFT』の取り扱いを開始することを発表しました。

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Web3オンクレで『匂い・香りNFT』取扱いへ

BOUNTY HUNTERS(バウンティハンターズ)は2023年4月8日に、匂い・香りをデジタル化したNFTの取り組みを進めている「Horizon株式会社」とのパートナーシップを通じて、バウンティハンターズが開発・運営しているNFTオンラインクレーンゲームやBOUNTY HUNTERS×ホライゾンコラボNFTで『匂い・香りNFT』の取り扱いを開始することを発表しました。

バウンティハンターズは、掴んで稼ぐ「Catch-and-Earn」のモデルを採用したオンラインクレーンゲームの開発に取り組んでいる英領バージン諸島の会社であり、トークン・NFT・リアル商品などを獲得することができるオンラインクレーンゲームサービスの開発を行っています。

同社は2023年第3四半期に新しいプラットフォームとなる「Web3オンクレ」をローンチすることを予定しているとのことで、Web3オンクレのサービスを利用することによって、モバイルアプリからビデオストリーミングを見ながら本物のクレーンゲーム機を遠隔操作して『匂い・香りNFT』を獲得することができるようになるとされています。

なお、Web3オンクレでは「仮想通貨ウォレットを経由しないログインシステム・UIUXの改善・トレーダーを排除するトークノミクス設計」などによって、これまでブロックチェーンゲームへの参加が難しかったマス層に積極的にアプローチしていくとも説明されています。

『匂い・香りNFT』とは?匂いを噴出する仕組みは?

(画像:Horizon株式会社)

『匂い・香りNFT』は、Horizon株式会社が開発している匂いや香りのデータをデジタル化したNFTであり、香りをデジタルコード化して、インターネット上で香りデータをダウンロードできるようにし、専用デバイスを用いてその香りを実際に楽しむことができるプラットフォームが構築されています。

具体的には匂いをデジタル伝送する統一規格「Digital Smell Format(DSF)」が開発されており、DSFには匂いを構成する情報・カートリッジ番号・噴霧時間・再生可能回数・承認コードなどの情報を記録、DSF対応のディフューザーがこれらの情報を読み取ってディフューザーで香りを合成する仕組みが採用されています。

このような仕組みを採用することによって、音楽をダウンロードして音楽プレイヤーで音楽を楽しむように、”好きな香りをダウンロードして匂いを楽しむ”という新たな体験が可能になると期待されており、2022年12月には匂いNFTの第一弾としてタレント・モデルとして活躍する「明日花キララさんの匂いNFT」を発行することなども発表されています。

香りNFTは専用アプリ「Smell Mafia」で再生可能

Web3オンクレで獲得した香りNFTは「Smell Mafia」と呼ばれる香りNFT専用のアプリから再生することができるとのことで、香りNFTを再生すると、6種類のベース香料がつまったカートリッジ内臓のディフューザーから香りを噴霧することができると説明されています。

「Web3オンクレ」は2023年第3四半期にローンチされる予定となっていますが、4月中旬にはNFTセールも開始される予定とも報告されています。

また、BOUNTY HUNTERS × Horizo​​n コラボNFTの制作に関して、AI画像生成サービス「Midjourney」を利用した二次創作活動を行うコミュニティ『ロボット製造工場DAO(仮称)』をDiscord上に立ち上げるとも報告されており、これと同時にDAO会員を収益化する仕組みを構築するとも説明されています。

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