暗号資産関連サービスを提供しているBakkt(バックト)が、今年4月に買収した「Apex Crypto」にリストされていた36銘柄の中の25銘柄を上場廃止にすることが明らかになりました。
Bakkt(バックト)は、米インターコンチネンタル取引所(ICE)の傘下に属する仮想通貨関連企業であり、今年4月には仮想通貨取引やカストディなどの様々なサービスを提供している「Apex Crypto」を2億ドル相当(現金5,500万ドルと株式1億4,500万ドル)で買収していました。
複数の報道によると、BakktはApex Cryptoの買収後に上場コインの定期的な評価プロセスを実施した結果を踏まえて上場廃止を決定したとのことで、具体的には以下のような暗号資産が上場廃止になると報告されています。
- Aave(AAVE)
- Apecoin(APE)
- Avalanche(AVAX)
- Bancor Network Token(BNT)
- Basic Attention Token(BAT)
- Chainlink(LINK)
- Chiliz(CHZ)
- Compound Token(COMP)
- Cosmos(ATOM)
- Curve DAO(CRV)
- Enjin Coin(ENJ)
- Fantom(FTM)
- Filecoin(FIL)
- GALA(GALA)
- The Graph(GRT)
- Internet Computer(ICP)
- Loopring(LRC)
- Maker DAO(MKR)
- Republic(REN)
- Stellar(XLM)
- Sushiswap(SUSHI)
- Synthetix(SNX)
- Texos(XTZ)
- Uniswap(UNI)
- Yearn Finance(YFI)
コインテレグラフの報道によると、Bakktの広報担当者は今回の決定について『クライアントとその顧客の最善の利益が私たちの最大の関心事で、レビュープロセスは最新の規制指導と最新の業界動向を考慮する時に、それらの利益が最大になることを保証するものだ』と語ったと報じられています。
Bakktは仮想通貨の購入・売却・保管・報酬・決済などといった様々なサービスを展開していますが、サポートする仮想通貨はビットコインやイーサリアムのような代表的なものに限られています。