米サリバン銀行「暗号資産の売買・保管サービス」提供へ|Bakktと提携

by BITTIMES   

1895年に設立されたアメリカ・ミズーリ州の総合金融機関「Sullivan Bank(サリバン銀行)」が、暗号資産・デジタル資産関連のサービスを提供している「Bakkt(バックト)」との提携を通じて、ビットコインとイーサリアムを売買・保管できるサービスを提供することが明らかになりました。

こちらから読む:日本政府、暗号資産の法人税見直しへ「暗号資産」関連ニュース

銀行顧客に「BTC・ETHの売買・保管サービス」を提供

Bakkt(バックト)は2022年8月24日に、1895年に設立されたアメリカ・ミズーリ州の総合金融機関「Sullivan Bank(サリバン銀行)」と提携したことを発表しました。

今回の提携はサリバン銀行の顧客にビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)の売買・保有サービスを提供することを目的としたものであり、サリバン銀行は規制に準拠した形で暗号資産の売買・保管サービスを顧客に提供するためのサービスである「Bakkt® Crypto Connect」を活用すると説明されています。

「Bakkt® Crypto Connect」を活用することによって、サリバン銀行の顧客は当座預金や普通預金の残高と同じ場所で"暗号資産の残高"を確認することができるようになるとのことで、『Bakktとの提携は"サリバン銀行ファミリーに新たな機会を提供し、顧客のニーズに応え、関心を高める"というサリバン銀行のミッションと合致するものだ』と説明されています。

「Bakkt」のマーケティング&セールス責任者であるMark Elliot氏と、「Sullivan Bank」の最高執行責任者であるMallory Farrell氏は、今回の提携について次のようにコメントしています。

【Bakkt:Mark Elliot氏】
サリバン銀行と協力してサリバン銀行の顧客に「信頼できるデジタル銀行アプリでビットコインとイーサリアムを購入できるオプション」を提供できることを嬉しく思います。サリバン銀行とその顧客がシームレスに体験できるよう、コンプライアンス・税務申告・教育リソース・顧客ケアなど、Bakktのプラットフォームの全機能を提供しています。

【Sullivan Bank:Mallory Farrell氏】
私たちは需要が高まっている資産クラスに安心してアクセスできる機会をお客様に提供できることに興奮しています。Bakktの革新的なプラットフォームによって、サリバン銀行のお客様は「暗号資産の残高を当座預金や普通預金の残高と同じ場所で確認できる新機能」を当社の既存のバンキングプラットフォームで利用できるようになります。

ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産は暗号資産取引所などでも売買・保有することができますが、サリバン銀行のような伝統的な金融機関で暗号資産を売買・保有できるようになることによって、より多くの人々が簡単に暗号資産を取引・保有できるようになり、仮想通貨の取引活発化にもつながると期待されています。

>>「Bakkt」の公式発表はこちら

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