時価総額ランキングで「TOP10」にランクイン
ビットコイン(BTC)の時価総額がウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社「バークシャー・ハサウェイ」を上回り、株式・コモディティの時価総額ランキングでトップ10入りを果たしたことが明らかになりました。
企業・ETF・仮想通貨・貴金属などの時価総額をランキング形式で確認できる「Infinite Market Cap」のデータによると、2023年12月5日時点におけるビットコインの時価総額は約8,173億ドルで、テスラやバークシャー・ハサウェイを上回っていると報告されています。
なお、バークシャー・ハサウェイは、”投資家の神様”とも称される米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社であり、ウォーレン・バフェット氏はビットコインを「ギャンブルデバイス」や「殺鼠剤を二乗したもの」などと表現して強く批判していることでも知られています。
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過去には「Facebook」を超えていた時期も
時価総額ランキング9位には元々「Facebook」として知られていた「Meta」がランクインしていますが、BTC価格が過去最高値を記録した2021年10月頃にもビットコインはフェイスブックを上回っており、現在の差額も51億ドルほどとなっているため、近い将来にはMeta社の時価総額も超える可能性があると注目されています。
なお「Infinite Market Cap」のランキングで現在1位にランクインしているのは「金」で、その時価総額は約13兆8,190億ドルとされています。
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ビットコインの時価総額はまだ1兆ドルのラインを超えていないものの、BTCは発行枚数が2,100万枚に限られていることから「デジタルゴールド」とも呼ばれており、業界の専門家からは「将来的にはBTCが金に追いつく可能性がある」との意見も多数出ているため、今後ビットコインの時価総額がどこまで成長するかには注目が集まっています。
なお、ビットコイン価格は先日朝方に重要視されていた40,000ドル(約588万円)のラインに到達していましたが、その後も価格上昇は続いており、記事執筆時点のBTC価格は41,750ドル(約614万円)となっています。