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ビットコイン「2億円まで上昇する可能性」ARK CEO キャシー・ウッド氏の価格予想

「2030年までに60万〜150万ドル」と予想

現物ビットコインETFの上場承認を得たことでも注目を集めている「ARK Invest」のキャシー・ウッドCEOは2024年1月11日に、CNBCの番組「Squawk Box」に出演した際に『ビットコイン価格は2030年までに150万ドルまで上昇する可能性がある』との予想を語りました。

キャシー・ウッドCEOは今回、2つのシナリオに基づくBTC価格予想を語っており、基本的なシナリオでは2030年までに60万ドル(約8,700万円)、強気シナリオでは2030年までに150万ドル(約2億1,700万円)まで上昇する可能性があると述べています。

先日11日には米国証券取引委員会(SEC)が現物ビットコインETFの上場申請を全て承認しましたが、キャシー・ウッド氏は『今回のETF承認によって強気シナリオで進む可能性が高まった』と考えているとのことです。

ビットコインは既に米国を含む世界中の様々な暗号資産取引所に上場していますが、現物ビットコインETFの取引が可能になれば、大規模な機関投資家も間接的にBTCに投資することが可能になり、BTCの信頼性もさらに強化されるため、今回のETF承認はビットコイン価格にも大きな影響をもたらすと期待されています。

なお、キャシー・ウッド氏は今回の番組の中で『ビットコインは史上初の規制に準拠したグローバルな分散型デジタル通貨システムになった』とも語っています。

本格的なBTC価格上昇はこれから?

ビットコイン(BTC)は2024年4月頃にマイニング報酬が半分になる「半減期」も控えているため、現在はビットコインの価格上昇を予想する意見が非常に多く出ています。

現物ビットコインETFは機関投資家からの需要拡大につながると期待されますが、半減期はBTCの新規発行枚数減少につながるため、これら2つの要素が組み合わさることによって、BTC価格は大幅に上昇する可能性があると予想されています。

マイニング関連サービスを展開している「Blockware Solutions」は昨年8月に『BTCは次の半減期サイクルで40万ドル(約5,800万円)に達する可能性がある』との予想を示しており、BTCを購入し続けているマイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏は昨年11月に『ビットコイン価格は今後10倍になる可能性がある』と語っています。

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CNBN報道