ビットコイン(BTC)で買い物が可能に
メルカリは2024年2月15日に、メルカリで商品を購入する際に保有しているビットコイン(BTC)を使用できる「ビットコイン決済機能」の提供を開始したことを発表しました。
メルカリでは昨年3月に、メルカリ子会社で暗号資産交換業者のメルコインを通じて「ビットコイン取引サービス」が開始されていましたが、今回は新たに「メルカリでの買い物にBTCを使用できる機能」が提供開始されています。
ビットコインは「メルカリShops」を除くメルカリアプリでの買い物に利用することが可能で、ビットコイン決済を選択した場合には、保有するBTCを売却して得られたお金で「メルペイ残高」への自動チャージが行われ、支払いに使用できる仕組みとなっています。
メルカリアプリを利用していて、メルカリのビットコイン取引サービスでBTCを保有している方は、本日から段階的にビットコイン決済機能を利用することができるようになるとのことで、新機能の概要については以下のように報告されています。
BTC取引サービスの詳細はこちら
ビットコイン決済機能の概要
【新機能概要】
メルカリの商品購入画面から、ポイントを使用するのと同じようにビットコインを支払い方法のひとつとして利用できるようになります(※ポイントや売上金との併用も可能)
【補足事項】
- 「メルカリ」のビットコイン取引サービスで保有しているビットコインが使用対象となります
- 保有しているビットコインを売却して、メルペイ残高に戻した日本円が支払いに使用されます
- 決済時、ビットコインの売却価格はスプレッド分が引かれた価格となります
株式会社メルコインのCEOである中村 奎太氏は、ビットコイン決済の提供開始について次のようにコメントしています。
2023年3月にビットコイン取引サービスをリリースし、100万を超えるお客さまにご利用いただき暗号資産が少しづつ身近に感じていただけるようになってきたのではないかと思います。このステップをもう一歩大きく進めるべく、今回メルカリでビットコインが使える世界を実現しました。
いつものメルカリで、いつもの購入体験の中に当たり前のようにビットコインが存在する状態を作ることで、日常的に活用できるものであることを知ってもらい、新しい価値をより実感してもらえると思います。
まだまだ暗号資産は投資の側面が強い中で、我々はメルカリを世界でも有数のビットコインによる決済が行われる場所にしていきたいと考えています。こうした新しい価値の循環によって、ブロックチェーンの世界との架け橋となれるよう、今後もさらにサービスを拡大してまいります。
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(メルカリ発表)