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電線などの撮影で仮想通貨報酬「ピクトレ」提供へ|群馬県前橋市で実証実験【電力業界初】

参加型社会貢献コンテンツ「PicTrée」ローンチへ

仮想通貨ディープコイン(DEP)を獲得できる様々なゲームを展開しているDigital Entertainment Asset(DEA)は2024年3月4日に、電力業界初となる参加型社会貢献コンテンツ「PicTrée(ピクトレ)」を4月13日にローンチして、群馬県前橋市で実証実験を開始することを発表しました。

PicTrée(ピクトレ)は、電柱やマンホールなどの電力資産を撮影して、電線を繋いだ長さなどを競う無料の携帯ゲームアプリであり、プレイヤーはゲーム内での活躍に応じて「仮想通貨DEP」や「Amazonギフト券」などで報酬を獲得できるようになっています。

ピクトレは仮想通貨を獲得できるゲームアプリであるものの、電柱やマンホールなどのインフラ設備を撮影して共有するため、ゲームをプレイすることが重要インフラの設備異常の早期発見などに繋がり、社会貢献できる仕組みとなっています。

P2Eゲームを通じて「インフラの課題」を解決

この取り組みは「DEA社、東京電力パワーグリッド株式会社、Greenway Grid Global」の3社が協力して行うもので、『持続可能な社会の実現を目指し、ゲーミフィケーションを活用したインフラ企業が抱える課題解決の検討を進めていく』と説明されています。

群馬県前橋市で行われる実証実験では「取得されたインフラ設備の写真の有効性や設備の保守・保安など点検業務への活用」について検証するとともに、「コンテンツの品質向上・適用範囲を拡大したサービスの多角化」に向けて検討を進めていくと報告されています。

「PicTrée」や「前橋市における実証試験」の概要については以下のように説明されています。

「PicTrée(ピクトレ)~ぼくとわたしの電柱合戦~」の概要

(画像:DEA社)

「PicTrée(ピクトレ)~ぼくとわたしの電柱合戦~」は、チームに分かれて電柱やマンホールなど皆さまの身近にある電力アセットの撮影を行い、撮影した電力アセットの量や距離を競うチームバトルゲーム。

プレイヤーは「アンペア、ボルト、ワット」の3チームから所属したい1チームを選択し、そのチームの一員としてゲームに参加する。

ゲームでは電柱などの電力アセットに「チェックイン」や「撮影」というアクションを行い、さらに撮影した電柱同士を「コネクト(繋ぐ)」することによってポイントを獲得することができ、所属するチームの合計点によって3チームのランキングが決まる。

プレイヤーはゲーム内での活躍に応じて、Amazonギフト券やDEAPcoin(DEP)などの報酬が獲得できる他、一定期間行われる各シーズンの終了時にはチームランキングに基づくチーム報酬の獲得チャンスもある。

>>ピクトレ公式サイト

前橋市における実証試験の概要

今回の実証試験はプレイ可能エリアを群馬県前橋市の一部に限定して行い、2024年4月13日~2024年6月29日の期間において前橋市内でエリアを変えながら実施される。

【期間・エリア】

シーズン 期間 エリア
シーズン1 4月13日~4月28日 上・下川淵エリア
シーズン2 5月4日~5月17日 本庁エリア※
シーズン3 5月18日~5月31日 大胡エリア
シーズン4 6月1日~6月14日 赤城山エリア
シーズン5 6月15日~6月29日 富士見エリア

※特別イベント「大学対抗戦」を開催予定
5月4日〜5日の2日間で特別イベント「大学対抗!ぼくとわたしの電柱合戦」の開催を予定。このイベントでは前橋市に拠点を置く大学(群馬大学、前橋工科大学、共愛学園前橋国際大学、共愛学園前橋国際大学短期大学部、群馬医療福祉大学などを予定)がチームに分かれ、学校のプライドをかけてチーム戦を戦う。

【ゲーム時間】
安全面を考慮して、ゲームでの撮影は「9:00~16:00」の時間帯に限定。ただし、撮影以外のゲーム機能は利用可能。

【撮影対象の電力アセット】
前橋市内の電柱・マンホール・ハンドホール

各社からのコメント

東京電力パワーグリッド株式会社 群馬総支社長:水口 明希氏

このゲームを通じて、弊社が所有する電力アセットに、新たな価値を創造することを目指しております。是非地域の皆さまに広くご参加いただき、電気や電力アセットをこれまで以上に、身近に感じていただければと思っております。

Greenway Grid Global 代表取締役社長:芝 和彦氏

弊社は「NEW」をキーワードに新たな事業への挑戦を進めており、その中でWeb3.0セクターを次の挑戦の場とし、東京電力パワーグリッドを含むすべてのインフラ事業者の多様な課題解決に活用すると共に、持続可能なまちづくりや地域活性化に対し、ゲームチェンジを興していきたいと思っております。

Web3.0×ゲーミフィケーションという全く新しい手段を用いて、地域の皆さまと共に、持続的な課題解決を目指してまいります。是非、私たちの取り組みにご期待ください。

DEA Founder & Co-CEO:山田 耕三氏

昨年夏の計画発表から約半年。東電PG、GGGと日々検討・激論を経てアプリゲームのリリースをむかえることができ感慨深いです。前橋市との公式連携という力強い後ろ盾を得て、ついに実証試験がスタートします。

2018年の創業以来、目指してきた「遊ぶことが報酬を生み社会を良くする」という夢の世界の実現へ、ついに大きな第一歩。実証試験ということで前橋市でしかプレイできませんが、地元の皆さんだけでなく広く日本中から世界を変える取り組みに参加して報酬を獲得していただきたいと思います。

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DEA発表