「scramberry WALLET」の各種機能を導入
Web3関連サービスを展開している「NTT Digital」は2024年5月30日に、サンリオが提供を予定している次世代コミュニティサービスに、仮想通貨ウォレット機能を提供する「scramberry WALLET for Business(仮称)」を2024年内に導入する計画を発表しました。
サンリオは、ハローキティ、マイメロディ、シナモロールなどの人気キャラクターを展開していることで知られていますが、2024年には「Web3と生成AIの技術を活用した次世代コミュニティサービス」を世界同時リリースすることを予定しているとのことです。
仮想通貨ウォレット機能は、この次世代コミュニティサービスに導入される予定であるとのことで、コミュニティサービスのセキュリティ・安定性・拡張性を高める狙いがあるとされています。
scramberry WALLET for Business(仮称)は、NTT Digitalが提供する仮想通貨ウォレット「scramberry WALLET」の各機能をAPIで提供するサービスです。このサービスは2024年内に提供開始される予定となっています。
scramberry WALLETは、2024年3月12日に提供開始された電話番号だけで初期登録できる仮想通貨ウォレットで、「Astar、Avalanche、Ethereum、Polygon」などのブロックチェーン上の暗号資産・NFTを送信・受信・管理できるようになっています。
Web3初心者も手軽に暗号資産を利用可能
scramberry WALLET for Business(仮称)をサンリオの次世代型コミュニティサービスに導入することによって、仮想通貨やNFTに馴染みのないユーザーでも、安心・安全・手軽にウォレットを作成して、NFTを受け取ることができるようになります。
NTT Digitalとサンリオは、仮想通貨ウォレット機能の導入に向けた協議をこれから進めていくとのことで、ファンとの新しい関係構築の実現に向けて「NFTを活用したリアル・デジタル連動での活動履歴の記録」や「企業横断でのマーケティング」などについても共同で検討を進めていくとも説明されています。
サンリオが提供を予定している次世代コミュニティサービスの詳細は明らかにされていないものの、scramberry WALLETは以下のブロックチェーンに対応しているため、サンリオの新サービスでもこれらのブロックチェーンが活用される可能性があると期待されます。
こちらの記事もあわせてどうぞ