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リップル社:米ドル連動ステーブルコイン「Ripple USD(RLUSD)」今年後半ローンチへ

XRP Ledger・Ethereumの両方で利用可能

Ripple(リップル)は2024年6月12日に、1対1で米ドルに裏付けられたステーブルコインであるリップルUSD(Ripple USD/RLUSD)を2024年後半にリリースすることを発表しました。

リップル社は今年4月に米ドル連動ステーブルコインを年内にリリースする計画を発表していましたが、今回はこのステーブルコインの名称がリップルUSD(Ripple USD/RLUSD)となることが明かされています。

リップルUSD(Ripple USD/RLUSD)は、仮想通貨XRPの基盤でもある「XRP Ledger」と、代表的なブロックチェーンである「イーサリアム」の両方で利用可能になるとのことで、現在は「RLUSDの最新情報を受け取るためのメールアドレス登録ページ」も公開されています。

Ripple USD(RLUSD)をご紹介します:XRP Ledgerとイーサリアム上で透明性と安定性を提供する、1:1で米ドルに裏付けられたステーブルコインです。今年後半に登場予定です。

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リップルUSD(Ripple USD/RLUSD)とは?

Ripple USD(RLUSD)は、1RLUSDの価格が1ドルで安定して推移するように設計されたステーブルコインであり、コインの価値は「米ドル預金・ 米国短期国債・その他の現金同等物」によって100%裏付けられる仕組みとなっています。

RLUSDはローンチ時にXRP Ledger(XRPL)Ethereum(ETH)のブロックチェーンで利用可能になりますが、その後は対応チェーンを拡大して他のブロックチェーンでも利用できるようにすることが予定されています。

また、RLUSDを利用できる分散型金融(DeFi)のサービスとアプリも拡大する予定だと報告されているため、将来的には様々な場面でRLUSDが利用できるようになると期待されます。

XRP Ledger(XRPL)は高速・低コストな取引環境を実現した高性能なブロックチェーン(分散型台帳)となっているため、RLUSDも非常に安い手数料で瞬時に送金できると予想されます。

米ドル連動ステーブルコインがDeFiサービスやアプリに統合されれば、価格下落に備えて各種仮想通貨をステーブルコインに交換したり、日常的な支払いでステーブルコインを利用したりなど様々な方法で活用できるため、XRPLエコシステム全体の成長にもつながると期待されます。

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