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K9 Finance:Shibariumのテストネット「Puppynet」でKNINEトークン展開

メインネット展開に向けてテストネット上で公開

シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)関連のレイヤー2「Shibarium」を基盤とした分散型金融(DeFi)のプラットフォームを構築している「K9 Finance」は2024年6月13日に、KNINEトークンを「Puppynet」で展開し始めたことを発表しました。

K9 Finance(KNINE)は、$BONEや$knBONEなどのトークンを運用することによって報酬が得られる流動性ステーキングと呼ばれるサービスを構築しているプロジェクトで、K9 Finance DAOと呼ばれる分散型自律組織(DAO)によって運営されています。

KNINEトークンは、K9 Finance DAOのガバナンストークンであり、KNINE保有者はK9 Financeのプロジェクト運営で提案・投票を行い、プロジェクト運営やサービス展開に関わることができるようになっています。

この仮想通貨はこれまでイーサリアムのブロックチェーン上で流通していましたが、今回はShibariumのテストネットである「Puppynet」でKNINEトークンの展開が開始されたと報告されています。


※Puppynetはテストを目的としたブロックチェーンであり、Puppynet上のトークンは価値を有していません。Puppynetを利用する場合には誤送金などにご注意ください。

スマートコントラクトの監査も実施中

また、現在は1,900以上のプロジェクトでスマートコントラクトの監査を実施してきた経歴を持つ「SourceHat Labs」によるスマートコントラクトの監査も実施されているとのことです。

KNINEトークンはまだShibariumのメインネットではローンチされていないため偽トークンなどには注意が必要ですが、Puppynetでのテスト完了後にはメインネットでも本格展開される予定のため、近い将来にはShibarium上でもKNINEを取引できるようになると期待されます。

$KNINEがPuppynetで稼働!?

KNINEトークンがShibariumのテストネットである「Puppynet」にデプロイされました。

SourceHat Labsによる監査が進行中。
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K9UnitがShibariumに登場します。

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注意:$KNINEはまだShibariumメインネットでは展開されていません。

Shibarium版KNINEトークンの利点

KNINEトークンは既にイーサリアムのブロックチェーン上で取引することが可能で、現在はMEXCなどの仮想通貨取引所にも上場していますが、イーサリアムはガス代(手数料)が高いため「KNINEを気軽に取引・送金できない」という欠点がありました。

しかし、Shibariumのネットワーク上では1円未満の非常に安いガス代で取引を行うことができるため、Shibarium版のKNINEトークンが登場すれば、より気軽にKNINEトークンを売買・送受信できるようになると期待されます。

現在はShibarium対応の分散型取引所(DEX)も増えてきているため、Shibarium版KNINEが正式にリリースされた後には「ShibaSwap」や「WoofSwap」などのDEXでもKNINEトークンを安い手数料で売買できるようになると期待されます。

K9 Financeは「2024年第4四半期にShibarium上でのエアドロップを実施すること」も発表しているため、今後は「メインネットでのKNINEローンチ」に加えて「エアドロップに関する続報」などにも注目です。

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