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リップル社CEO「米SECとの訴訟問題、近い将来の解決を期待」XRP価格は回復傾向

Ripple(リップル)のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏は2024年7月18日に公開されたBloombergとのインタビューの中で、仮想通貨XRPの有価証券性に関する米国証券取引委員会(SEC)との訴訟問題について「近いうちに解決することを期待している」と語りました。

今回の発言はインタビューの最後に「SECとは和解交渉中にあるか?」という質問を受けた際に語られたもので、「投資契約や機関向け販売に関する問題は残っているが、近い将来に解決することを期待している」とコメントされています。

具体的にはコメントできませんが、裁判官の判決は明確です。最後の論点として、投資契約や機関向けの販売に関する問題が残っています。私たちは近い将来に解決することを期待していますが、判事がいつ判決を下すか正確に予測することはできません。

米SECは「Ripple社が行った仮想通貨XRPの販売は未登録証券の販売に該当する」と主張していましたが、ニューヨーク州南部地区地方裁判所は昨年7月に「XRP自体は有価証券に該当しない」との判断を下しています。

ただし、この時にはXRPの販売方法などによって判断が変化することが説明されていて、「Ripple社が機関投資家向けに行なったXRPの販売に関しては証券法違反に該当する」との判断が下されているため、現在は投資契約や機関向けの販売に関する問題が残された状態となっています。

米SECとリップル社の訴訟問題については、2024年7月25日に米SECの非公開会議が予定されていますが、この会議の議題としては「行政手続きの開始と和解・訴訟請求の解決・調査と執行手続きに関するその他の事項」が挙げられているため、一部では会議後にリップル社との和解発表が行われる可能性があると注目されています。

なお、現在は米大統領戦に関する仮想通貨ニュースにも注目が集まっていますが、ガーリングハウス氏は”仮想通貨規制は党派的な問題であってはならない”ということも強調しており、共和党と民主党の両党で仮想通貨関連の立法を行おうとする気運が高まっていることも説明しています。

仮想通貨業界では「米SECとリップル社の訴訟問題解決に対する期待感から、XRPの価格が上昇している」とも報告されているため、訴訟に関する続報などには注目が集まっています。

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Bloomberg報道