Grayscaleの仮想通貨利益率ランキングTOP10｜先週は「XRP・SHIB・DOGE」などがリード

Grayscaleが「1週間の利益率ランキング」を公開

米国の大手デジタル資産運用会社Grayscale（グレースケール）は2024年7月19日に、1週間のリターン（利益率）が特に高かった仮想通貨トップ10をまとめた最新情報を公開しました。

先週は仮想通貨市場全体で大幅な回復傾向が見られていましたが、先週は「XRP・SHIB・DOGE」などの仮想通貨で特に高い利益率が記録されたと報告されています。

今回報告された仮想通貨の利益率ランキングは以下の通りで、年初来のリターンもあわせて報告されています。

グレースケール仮想通貨スナップショット - 資産

1週間の利益率が高かった仮想通貨トップ10をまとめた週間スナップショットです。

$XRP $SHIB $DOGE $ADA $BTC $SOL $ETH $BNB $TRX $TON

TONは「年初来リターン212％」を記録

トンコイン（TON）は-1.7％で週間ランキング10位にランクインしていますが、年初来のリターンでは212％という驚異的な上昇率を記録しており、BNBやSHIBも80％以上のリターンを記録しています。

TONの長期的な成長には「テレグラムユーザーへのインセンティブプログラム」や「テレグラム内でプレイ可能なタップして稼ぐゲームのユーザー増加」など複数の要因が絡んでいると考えられています。

XRPの価格上昇は「米SECとの訴訟問題がまもなく解決するかもしれない」という噂に関連していると見られており、今後のさらなる上昇を期待する声も出ています。

SHIBの価格はインドの大手取引所WazirXで先週発生したハッキング事件の影響で急落していましたが、現在は下落傾向も落ち着き、再び回復傾向が見られ始めているため、今後の動きにも注目です。

DOGEに関しては「ここ最近で大口保有者（クジラ）が大量のDOGEを買い占めている」との報告がなされていたため、先週の価格上昇は大口投資家の大量購入に関連している可能性があります。

GrayscaleはビットコインやイーサリアムのETF（上場投資信託）でも注目されており、最近ではAI関連トークンに投資する仮想通貨ファンドも発表されているため、現在は今回のランキングに掲載された銘柄のETFローンチを期待する意見も見られています。

仮想通貨価格は今年6月に大幅下落したものの、その裏では大口投資家が仮想通貨を買い集めていたことも報告されており、一部の仮想通貨では過去24時間で10％超えの価格上昇も記録されているため、今後の値動きには注目が集まっています。

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