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旅行予約も仮想通貨決済で|Travalaが大手検索エンジン「Skyscanner」と連携

仮想通貨決済対応の旅行予約プラットフォームであるTravala(トラバラ)は2024年9月5日に、大手旅行検索エンジン「Skyscanner(スカイスキャナー)」との統合を発表しました。

Travalaは2017年に設立された仮想通貨決済も利用できる旅行予約プラットフォームであり、現在は230カ国以上の宿泊施設やフライト予約に対応、通常よりも安い価格で予約できる点を特徴としています。

スカイスキャナーは1億1,000万人以上の月間ユーザー数を誇る旅行検索エンジンであるため、今回の統合によってトラバラはより幅広い層のユーザーにアプローチすることができるようになりました。

今回の統合はスカイスキャナーにとって初めて仮想通貨アプリケーションと連携する事例となります。スカイスキャナーを介して「Travala.com」でホテル予約などを完了したユーザーは、AVAトークンなどで報酬還元を受けることもできます。

Travalaは仮想通貨を持っている人の旅行を変えることを目的として今回の統合を果たしました。旅行者にポイントではなく仮想通貨の報酬を与えることで、仮想通貨保有者の旅行スタイルに変化をもたらしています。

トラバラは100種類以上の仮想通貨に対応しているため、多くの仮想通貨保有者の利用が期待できます。

他の旅行プラットフォームであるブッキングドットコムやエクスペディアなども仮想通貨決済に対応していますが、対応している通貨の種類は多くありません。

スカイスキャナーのサンジャ・ヴキク氏は「スカイスキャナーの検索機能とトラバラの暗号通貨ベースのプラットフォームを統合することで、旅行計画をよりアクセスしやすく、柔軟にすることができる」と述べています。

一方で、Travalaのフアン・オテロ氏は「Travalaとスカイスキャナーのパートナーシップは、暗号資産の有用性を実証することで、Web3技術の採用に推進力を与えられる」と発言しています。

スカイスキャナーのように有名なマーケットプレイスにTravalaが紹介されることによって、Web3ユーザーが増加する可能性があると期待されています。

旅行という日常生活の中でも接点が多い分野にWeb3技術が統合されることによって、これまで仮想通貨に触れていなかった新しいユーザーを巻き込むことができる可能性があります。旅行の回数が多い仮想通貨保有者は、今回の統合で利便性が向上することになるでしょう。

Travalaとスカイスキャナーの詳細などは「Travalaの公式発表ページ」で確認することができます。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Travala公式発表から引用