ETF商品を展開しているWisdomTree(ウィズダムツリー)は2024年9月18日、トークン化された現実資産(RWA)へのアクセスを提供する新プラットフォーム「WisdomTree Connect」の立ち上げを発表しました。
同社によると、このプラットフォームは幅広いユーザーを対象としており、グローバルな金融イノベーションの一環として位置付けられています。
WisdomTree Connectは企業向けサービスで、既存の個人向けアプリ「WisdomTree Prime」と同じ技術基盤を使用しているとのことです。
WisdomTree Connectの主な特徴としては、複数のブロックチェーンに対応し、ユーザーが任意のウォレットを使用可能であること、さらにWisdomTree発行のあらゆるトークンとの相互作用が可能であることが挙げられています。
また、従来の金融と分散型金融(DeFi)の統合を目指し、暗号資産を保有する企業向けにマネーマーケットファンドなどの従来型金融商品への簡易アクセスを提供します。
さらに、ブロックチェーン上で直接取引可能な「WisdomTree Government Money Market Digital Fund(WTGXX)」などの商品も提供されます。
ユーザーはWisdomTreeデジタルファンドの記録を自身のウォレットで受け取ることができるとしています。このウォレットは、自己管理型または第三者のカストディアルサービスを利用したものが選択可能だと説明しています。
また、WisdomTree Connectで購入したデジタルファンドは、24時間365日、適格ユーザー間でのオンチェーン転送が可能になるとのことです。この転送はピアツーピアベースで行われるとしています。
WisdomTreeの新プラットフォーム「WisdomTree Connect」は、トークン化された実物資産(RWA)へのアクセスを提供し、従来の金融と分散型金融(DeFi)の統合を目指しています。
このプラットフォームは、デジタル資産と従来の金融商品を橋渡しする新たな取り組みとして注目されています。
WisdomTree社は、この新プラットフォームの導入により、機関投資家や企業がより効率的にデジタル資産を運用できるようになると期待を示しています。
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Souce:WisdomTree公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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