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西日本の豪雨災害に「約1億円」を寄付|BINANCEのCEO


仮想通貨取引所Binance(バイナンス)のCEOである、趙昌鵬(Zhao Changpeng)氏は、西日本で発生した記録的な大雨による豪雨災害のニュースを受け、およそ1億1,000万円に相当する額をビットコイン(BTC)などを通して寄付することを発表しました。

2018年7月7日の記録的な大雨によって、西日本の12の府県で大規模な洪水が発生しました。8日の時点でも、51人が死亡、1人が重体、行方不明や連絡が取れない人は58人にも昇ると報じられています。

この事態を受けたZhao氏は8日、Twitter上で西日本の被災者に100万ドル(1億1,000万円)相当の寄付をビットコイン(BTC)やバイナンスコイン(BNB)、日本円(JPY)で行うと発表しています。

私たちの心は西日本の被災者と共にあります。
Binanceは、BNB、BTCまたはJPYで1,000,000ドル相当の寄付を行います。
また私たちは我々の仮想通貨パートナーに対して、助けを求めている友人たちを共に支援するように呼びかけています。

具体的な寄付の方法などはこれから決定されるとのことですが、Twitter上で同氏に連絡することによって仮想通貨プロジェクトなども寄付に協力することができるとも報告されています。寄付に協力したプロジェクトは、仮想通貨がバイナンスに上場する際に上場手数料などのボーナスが与えられるとも説明されています。

その後のツイートでは、支援を行うチームで地方自治体と連絡を取って最終配送物流を把握していることも報告されています。

Binanceは今年の3月に取引所をハッキングされた際にも、犯人の資産をすぐさま凍結し、顧客の資産を保護した上で、犯人から没収した資金をBinanceチャリティーに寄付しています。

仮想通貨バージ(Verge/XVG)が協力

仮想通貨バージ(Verge/XVG)は7月9日、西日本豪雨被害の寄付に協力することを発表しました。バージは、BTCとXVGの2つの通貨でバイナンスを通じて寄付を行うとのことです。

グローバルな仮想通貨ファミリーとしてすべてのコミュニティで団結して、日本を支えていきましょう。Vergeは、この災害を支援するために、すべての資金をbinanceの努力に寄付します。

バージは、
・匿名取引
・秒速決済
・可用性と安全性
・ボランティアコミュニティ
などを特徴とする仮想通貨で日本の仮想通貨投資家からも高い評価を受けています。

今回の豪雨災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。