Ethereum ⇄ ShibariumでNFTを相互転送
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のイーサリアムL2である「Shibarium」と「Ethereum」の間でNFTを相互転送できるNFTブリッジが利用可能になったことが明らかになりました。
Ethereum・Shibarium間のNFTブリッジについては、2024年10月26日に公開された「The Shib:Editions 47」の中で報告されており、SHIBのマーケティングリーダーであるLUCIE氏からも動画付きの長文ポストで報告がなされています。
Ethereum・ShibariumのNFTブリッジとは?
Ethereum・ShibariumのNFTブリッジは、イーサリアムとシバリウムのブロックチェーン上で流通しているNFTを双方のブロックチェーン上に転送できるツールです。
このブリッジツールは数回のクリックだけでNFTを転送できるシンプルな設計となっており、SHIB公式サイトのNFTブリッジページで利用できるようになっています。
ブリッジされたNFTのメタデータ(アートワーク、作成者情報、出所)は細心の注意を払って安全に保存されるとのことで、Shibariumのネットワークにブリッジすれば、イーサリアムの高額なガス代から抜け出して安い手数料でNFTを取引できると説明されています。
また、将来的には今後リリースされる「Shib Marketplace」でもNFTを利用できるようになるため、コレクターや愛好家たちの活気あるコミュニティを結びつけることができるとも説明されています。
NFTブリッジを通じて、Ethereum・Shibarium間でNFTを転送する方法については、LUCIE氏がX投稿を通じて動画付きで説明を行っています。NFTブリッジを用いたNFTの転送方法は以下の通りです。
EthereumからShibariumにNFTを転送する方法
- 「https://shibarium.shib.io/bridge-nfts」にアクセスする
- 開いたサイトにイーサリアムウォレットを接続する
- イーサリアムから転送したいNFTを選択する
- 「Deposit」をクリックして転送作業を開始する
- 取引内容を確認してウォレットで承認すると転送が開始される
ShibariumからEthereumにNFTを転送する方法
- 「https://shibarium.shib.io/bridge-nfts」にアクセスする
- 開いたサイトにShibariumウォレットを接続する
- Shibariumから転送したいNFTを選択する
- 「Withdraw」をクリックして転送作業を開始する
- 取引内容を確認してウォレットで承認すると転送が開始される
- 「Transactions」のページで進行状況を確認する
- チェックポイント到達後に「Continue」をクリックしてイーサリアムウォレットで取引を確定
NFTブリッジを利用する際の注意点
- 両方のネットワークにガス代を支払えるだけの十分な資金があることを確認すべき。
- トランザクション実行前にウォレットが正しいネットワーク(EthereumまたはShibarium)にあることを確認すべき。
- トランザクションを承認する前に必ずトランザクションの詳細を再確認すべき。
なお、26日に公開された「The Shib:Editions 47」では、SHIBの分散型取引所(DEX)であるShibaSwapの最新版「ShibaSwap V2」がリリースされたことも報告されています。
SHIB関連の注目記事はこちら
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用