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カルダノに「マスターカード加盟店で使えるデビットカード」Tokeoのカタリスト提案承認

Cardanoデビットカードのカタリスト提案承認

カルダノ(Cardano/ADA)ビットコイン(Bitcoin/BTC)に対応した多機能ウォレットを提供している「Tokeo」は2024年12月18日に「仮想通貨ADAを日常的な支払いで利用できるようにする、Mastercard(マスターカード)ブランドの仮想通貨デビットカードを導入するカタリスト提案」が承認されたことを発表しました。

カタリスト提案とは、カルダノの成長に貢献するアイデア提案を募集して、コミュニティ投票で資金提供先プロジェクトを決定する仕組みのことであり、分散型の意思決定プロセスで資金提供先を決めるカルダノの革新的な仕組みの1つとなっています。

今回の提案は、仮想通貨決済プラットフォームを展開する「Mercuryo」と「Tokeo」が協力して提案していたもので、具体的には「マスターカード加盟店で利用できる仮想通貨対応デビットカードを発行し、ADAを日常的な決済手段として利用できるようにする」といった内容となっています。

おめでとうございます!カルダノにマスターカードがやって来ます!🔜💳

Mercuryoとの協力による私たちのカタリスト提案が承認され、マスターカードをカルダノに導入することが決定しました!☑️

信頼とご支援をありがとうございます。

ADAを日常的な決済手段の一部にすることによって、共に未来の金融を形作っていきましょう!

ADAチャージで支払い、Apple Pay・Google Pay対応

TokeoとMercuryoが展開を予定しているデビットカードの概要は「カタリスト提案の詳細記載ページ」で確認することができます。

このページに記載されている情報によると、Tokeoの仮想通貨対応カードは「Tokeo内に組み込まれたバーチャルデビットカード」として発行されるようで、カードの運用やAPI・スマートコントラクト開発はMercuryoによって行われると説明されています。

また、カードは他の分散型取引所(DEX)ウォレットでも利用できるようになるとも説明されていて、独自ブランドのソリューションを展開したいプロジェクトは、Mercuryoに連絡してカスタマイズされたオンボーディングプロセスを経る必要があるとも記載されています。

Tokeoデビットカードは数秒でカードを作成することが可能で、カード発行後はADAをチャージして使用することが可能、Apple PayやGoogle Payに追加して支払いを行うこともできるとされています。

デビットカードはまだ発行されていないものの、Tokeoが今月10日に公開した動画では、Tokeoのアプリ内でデビットカードを管理する画面のイメージ映像なども映し出されています。

マスターカードがカルダノにやって来る?👀

私たちはMercuryoとのカタリスト提案で「Mastercardをカルダノに引き込み、ADAを日常的な支払いで使えるようにし、新規ユーザーや流動性を呼び込むことを目指しています💳

なぜ注目すべきなのか:
💠 Mastercardとの提携やApple Pay/Google Payとの統合により、日常的な支払いでADAを利用可能に
💠 Mercuryoの既存KYCユーザー700万人以上へのアクセス
💠 Mastercardとの共同キャンペーンでカルダノの注目度アップ

私たちのビジョンを応援する準備はできましたか?

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提案の詳細はこちらから🔽

Tokeoデビットカードのリリース時期は?

Tokeoデビットカードの具体的なリリース時期などは明らかにされていませんが、カタリスト提案の中には「プロジェクト期間は5ヶ月」と記載されているため、正式リリースまでには少なくとも5ヶ月はかかることになると予想されます。

正式リリースまでにはもうしばらく時間がかかるものの、ADAでチャージしてマスターカード加盟店で使える仮想通貨デビットカードが登場すれば、ADAをより日常的に利用することが可能になり、エコシステム拡大やユーザー増加にもつながると期待されます。

また、カタリスト提案には「将来的には物理カードの展開、プレミアムモデル、限定特典の提供などさらなる開発も進めていく予定で、カードの新機能について投票する機会も得られる」との内容も記載されているため、リリース後はさらなる機能拡充が進められることになると期待されます。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Tokeo公式発表から引用