コインマスターの全株取得で日本進出
暗号資産取引所「Gate.io」は2024年12月19日に、日本の暗号資産交換業者であるCoin Master株式会社を買収して、日本市場に進出することを発表しました。
Coin Master(コインマスター)は、日本の暗号資産取引所である「c0ban取引所」を運営している暗号資産交換業者(登録番号:関東財務局長 第00018号)であり、2022年12月にはコインマスターに商号変更し、エクシアグループから独立していました。
Gate.ioのシンガポール法人である「Gate Information」は2024年12月19日にコインマスターの発行済み株式を全株取得したとのことで、コインマスターの商号は19日をもって「Gate Japan 株式会社」に変更されています。
Gate.io(ゲート)は2024年7月に「日本居住者の新規口座開設を停止して、日本国内居住者向けのグローバルサービスを順次終了すること」を発表していましたが、今回の買収によって今後も日本居住者向けサービスを継続することが可能になりました。
日本向けサービス終了の発表
Gate Japanを通じて日本向けサービスを継続
ゲートは今後「Gate Japan株式会社」を通じて、日本の法令を遵守した日本国内居住者向けの新たな専用取引プラットフォームを用意することによって、日本居住者向けサービスを提供することを予定しているとのことです。
今後は「グローバル版プラットフォームに口座を有するユーザーの移管手続き」や「日本国内居住者向けの新たな専用取引プラットフォームへの新規登録」が開始される予定で、移管手続き・新規登録・日本向けサービス内容・取扱銘柄などの詳細については追って報告すると説明されています。
Gate.ioは非常に多くの仮想通貨を取り扱っている世界的な大手暗号資産取引所であり、SHIB関連のイーサリアムL2である「Shibarium」を早期サポートするなど、新技術やコミュニティの意見にも積極的な取引所であるため、日本でのサービス内容や今後の展開などには期待が高まっています。
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Souce:Gate.io公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Freepikのライセンス許諾画像を用いて作成