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マーク・キューバン氏「ビットコインが金(ゴールド)を超える時代」

「ビットコインは金よりも価値がある」と評価

2025年1月8日、NBAのダラス・マーベリックスでオーナーを務めている米国の実業家マーク・キューバン氏が「ビットコイン(BTC)は金よりも優れた価値の保存手段」として評価していることがCNBCの報道で明らかになりました。

金は長年、価値の保存手段として広く利用されてきましたが、キューバン氏は「金(ゴールド)よりもビットコインの方が実用的で透明性がある」との考えを示し、デジタル資産の利便性とブロックチェーン技術の可能性を強調しました。

億万長者のマーク・キューバンは、経済に何か悪いことが起こった場合、金よりもビットコインを保有したいと述べている。

「ビットコインの方が価値があると思う」

同氏は以前から仮想通貨を支持する姿勢を見せており、2024年12月に公開されたYouTubeの動画内で「SEC(米国証券取引委員会)とゲイリー・ゲンスラー委員長が仮想通貨に対して厳しい規制を行ってきたことがこの業界に悪影響を与えている」と批判しています。

ビットコインと金の市場動向

ビットコインは「デジタルゴールド」として注目される一方で、金はその長い歴史から安全資産としての地位を保ってきました。記事執筆時点で、ビットコインの価格は1BTCあたり93,156ドル(約1,472万円)で取引されており、金の市場価格も上昇傾向にあります。

仮想通貨の支持者は、ビットコインの希少性や分散化された特性が、デジタル時代の価値保存手段として重要な役割を果たすと見ています。一方、金の支持者は、その実体資産としての堅実さを強調しています。

市場では、経済的不確実性が続く中で、どちらが優れた価値の保存手段であるかの議論が投資家の間で続いています。特に、ビットコインはそのデジタル特性から、若年層の投資家を中心に支持を拡大しています。

キューバン氏のビットコイン支持は、仮想通貨市場における著名投資家の影響力を再認識させるものであり、今後の市場動向にも注目が集まります。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=158.15円)

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Souce:CNBC報道
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用