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仮想通貨下落の原因は「ホールドできない個人投資家」Ronnie Moas


仮想通貨市場で続く下落の原因は資産を売却している「個人投資家」に関連していると語るStandpoint Research(スタンダードポイント・リサーチ)の創設者Ronnie Moas(ロニー・モアス)氏は、『2019年末のビットコイン(Bitcoin/BTC)価格目標を28,000ドル(約308万円)に再設定する』とTwitter上で語りました。このコメントは暗号通貨(Cryptocurrency)全体の時価総額が22兆円を下回った瞬間に投稿されています。

こちらから読む:下落続く仮想通貨市場「大物投資家たち」はどう見ている?

ビットコイン価格は「300万」に|Ronnie Moas

株式の調査・分析・予測を行なっている独立研究機関「Standpoint Research(スタンダードポイント・リサーチ)」の創設者であるRonnie Moas(ロニー・モアス)は、仮想通貨市場で見られている現在の下落は資産を売却している「個人投資家」に関連していると述べており、将来的にどのようにして価格が回復するかについてのコメントをTwitter上に投稿しました。


大胆な相場予想を語ることでも知られているモアス氏は、『ビットコインの大部分を保有するトップ1%の人々と機関投資家が下落時に買い増している』と述べています。

損失を恐れている個人投資家が短期間で売却することによって、価格の下落が継続していると考えている同氏は『2019年末の目標価格を28,000ドル(約308万円)に再設定する』とコメントしています。

同氏は先週、数千億円分ものビットコイン(BTC)が取引されており、2008年に株式市場が暴落した際にもこれと同様のことが起きていると説明しています。

このタイミングで小規模な投資家の人々が資産を売却していることを哀れんでいるモアス氏は、現在の値動きに落胆していることも語っており、『無理な資金計画で仮想通貨に投資すべきでない』と指摘すると共に、長期保有できていない投資家の人々に”買ってホールドする“ことを勧めています。

仮想通貨市場は上向きな傾向へ|Omar Bham

Omar Bham(オマー・バム)氏という別のTwitterユーザーは、2017年11月から今日までのビットコイン価格と2013〜2015年のビットコインのチャートを比較してコメントを投稿しています。

バム氏は仮想通貨の価格がフラクタルパターン(*1)を繰り返すと説明しています。彼は『価格が底値に達した時に再び買い増す』と述べており、現在のチャートは上向きに動く傾向を示しているとコメントしています。

(*1)フラクタルパターン:一部分だけをとって見ても全体の動きと相似しているもの。一部が全体を表しているもの。

私はウキウキしています。
仮想通貨の価格はフラクタルパターンを繰り返してきました。
2015年の初めは私が真剣にビットコインを購入しホールドし始めたときです。

価格が最安になった時点で、私たちは再びその時点に戻ります。
トレンドは上向きの傾向を示し始めています。

イーサリアム(Ethereum)開発者は反対意見

しかし「仮想通貨市場の価格が回復する」という予想は、全ての専門家が信じているわけではありません。イーサリアム(ETH)の開発者として知られるVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏は先日、『仮想通貨が1,000倍も成長する機会はもうない』と述べています。

また、PayPal(ペイパル)の元CEOであるBill Harris(ビル・ハリス)氏は、『ビットコインにはそもそも潜在的な価値がない』と語っており、最終的にビットコイン価格はさらに下落することになると説明しています。

Bitcoin(BTC)の価格|2018年9月11日

ビットコイン価格は、今年の初めから長い間下落が続いていますが、650,000円〜700,000円近くでの買い支えが長期的に続いており、2018年9月11日の時点でも約700,000円近くで取引されています。

2018年9月11日 BTC/JPYのチャート(引用:bitbank)

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