ブロックチェーン(Blockchain)技術を学ぶことができる学校がカナダに新しく誕生します。モントリオールにある同国最古の公立大学である「マギル大学(McGill University)」は、2018年10月16日から仮想通貨などについても学ぶことができる新しいコースの提供を開始します。
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仮想通貨規制も学べる名門校|McGill University
カナダ・ケベック州の都市モントリオールに1829年に設立され、世界大学ランキングでも常にトップにその名を刻んでいる名門校「マギル大学(McGill University)」は、トロントとニューヨークを本拠地とする国際的なブロックチェーンコンサルティング及び開発会社である「MLG Blockchain」と協力して、ブロックチェーン技術を学ぶことができる新しいコースを開始したと伝えられています。
試験的に開始されるこのコースでは、ブロックチェーン技術に関する基本的な知識や機能を学ぶことができるほか、仮想通貨規制に関する知識や分散型台帳技術の活用事例なども学ぶことができると説明されています。
ブロックチェーンコースを立ち上げたメンバの一人であるマギル大学のKabir Sethi(カビール・サチ)氏は、このコースはブロックチェーンの技術を促進、教育、開発、研究するために設立されたものであると説明しており、『学生たちが授業を通じて学んだ知識を活かしてより安全な未来を構築していくことを願っている』と述べています。
MLG Blockchainのテストコースは、2018年10月16日に開始される予定となっており、マギル大学のキャンパスでは2週間に4回のセッションが2週間にわたって開催されます。
コースのすべての要件を正常に完了した学生には、ブロックチェーンコースでの勉強を完了したことを示す証明書が授与されます。このコースに興味がある場合には、オンラインで登録することができるとされています。
カナダで必要とされる「ブロックチェーン教育」
カナダではブロックチェーン技術を教える大学が増えてきています。トロントにある有名大学である「George Brown College(ジョージ・ブラウン・カレッジ)」は、ブロックチェーンの技術者の育成に向けて新しいコースを今年の秋から開始すると発表しています。
ブロックチェーンや仮想通貨の世界では、専門的な知識を有している技術者の数が不足していると言われているため、同大学はこの新しいコースを提供することによって「ブロックチェーン業界のリーダー的存在になること」を目指しています。
ブロックチェーン技術の需要が高まっている今、このような新しいコースの存在は非常に重要なものとなっているため、今後もさらに世界中でこのようなコースが増えていくことが予想されます。
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