仮想通貨取引のサービスも提供している世界最大級のSNS投資プラットフォーム「eToro(イートロ)」は、4種類のコインに対応したモバイル端末向けウォレットアプリをリリースしました。日本で利用することはできないものの、今後はさらに多くの銘柄に対応し「決済サービス」などの機能も追加していく予定であると言われているため、暗号通貨の使用範囲もさらに拡大していくと期待されています。
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ビットコイン(BTC)など4銘柄に対応
仮想通貨取引・為替取引・株取引・商品取引などの幅広いサービスを提供している世界最大級のSNS投資プラットフォームである「eToro(イートロ)」は、モバイル端末向けの仮想通貨ウォレットをリリースしました。
このウォレットは、iOS、Androidの両方のデバイスに対応しており、アプリストアからダウンロードしてeToroのアカウントでログインするだけですぐに利用を開始することができるようになっています。
保管できる仮想通貨は、
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
となっており、eToroで取り扱っているその他の仮想通貨にはこれから対応していくと伝えられています。
eToroは現在、
・ネオ(NEO)
・イオス(EOS)
・ダッシュ(Dash)
・リップル(Ripple/XRP)
・ステラ(Stellar/XLM)
・アイオータ(IOTA/MIOTA)
・カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)
・イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)
・バイナンスコイン(BINANCE Coin/BNB)
など合計13種類の仮想通貨を取り扱っているため、今後はこれらの仮想通貨にも対応していくことが予想されます。
仮想通貨決済などの機能も追加予定
eToroの共同設立者兼CEOであるYoni Assia(ヨニ・アシア)氏は、『今回発表されたウォレットは始まりにすぎない』と語っており、今後は、
・新たな仮想通貨やトークンの追加
・仮想通貨と仮想通貨の交換
・フィアット(法定通貨)の入金
・店舗での支払い機能
などのさらに多くの機能を追加していく予定だと説明しています。
eToroのサービスは日本では利用することができないため、今回のウォレットを利用することはできませんが、世界中に非常に多くのユーザーを抱えているeToroがウォレットを提供することは仮想通貨業界にとっても大きなニュースであると言えます。
eToroが今後仮想通貨決済などのサービスを開始すれば、仮想通貨の利用範囲は急速に拡大していくことになるでしょう