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仮想通貨市場「低迷」の原因を指摘|イーサリアム共同設立者:Joseph Lubin


イーサリアム(Ethereum/ETH)の共同設立者であるJoseph Lubin(ジョセフ・ルービン)氏は、2018年の仮想通貨市場で見られた価格の下落・低迷は専門的な知識を有していない人々による憶測や妄想によって引き起こされたものであると指摘し、現在の市場は「クリプトボトム(仮想通貨の低迷期)」であると発言しました。

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市場低迷の原因は「不確実な憶測や妄想」

Joseph Lubin(ジョセフ・ルービン)氏は、2018年12月22日のツイートで価格の下落が続いた今年の仮想通貨市場は「クリプトボトム(仮想通貨の低迷期)」であると語りました。同氏は、2018年の価格下落は仮想通貨やブロックチェーンに関する知見を有していない人々による、不安や恐れなどの感情によってもたらされたと説明しています。


私は2018年を”クリプトボトム”と呼びます。この低迷は私たちの4番目、5番目の友人たちによる膨大な量の恐れ、不確実性、疑いによってもたらされました。

ジョセフ・ルービン氏は、仮想通貨やブロックチェーンに関する実際のデータを持っておらず、専門的な知識も有していない「ジャーナリストやブロガー」を「4番目、5番目の友人」として表現しており、そのような人々が生み出した膨大な数の憶測や早まった妄想によって市場の低迷が引き起こされたと説明しています。

最近の報道では、ルービン氏が立ち上げたブロックチェーン企業「ConsenSys(コンセンシス)」が仮想通貨市場の価格下落の影響などを受けて人員を50%〜60%削減することを計画しているとも報告されていましたが、ルービン氏はこの報道を否定しています。同氏は現在も外部プロジェクトへの投資を続けているだけでなく、将来のために新規採用を続けているとも説明しており、先週は15人を採用したとも報告しています。

ルービン氏はこれまでにも仮想通貨やブロックチェーンの技術開発は着々と進んでいるため『仮想通貨市場は今後も成長を続ける』と語っていますが、今回のツイートに関連した一連のコメントの最後では誤解を招くことのないように「クリプトボトム」は2018年〜2019年であることを付け加えています。

ブロックチェーン専門家:長期的には楽観視

2018年に続いている価格下落は多くの人々に影響を及ぼしており、中国のマイナーやその他のブロックチェーン企業も厳しい状況にあることが報告されています。

しかし、実際に仮想通貨に関する専門知識を有している人々の多くは、価格の下落とは対照的にブロックチェーン関連の技術開発や一般普及のための基盤作りは着実に進んでいるため、今後も仮想通貨市場はさらに成長を続けると語っています。

仮想通貨は昨年末の価格高騰によって一般にも広く知られることになったものの、投機的な感情で市場に参加する「投資経験を持たない人々」が増加したことによって、詐欺などの問題も発生しており、市場はやや混乱気味な状態に陥っています。

仮想通貨の「認知度」自体は急激に高まりましたが、技術的な面をしっかりと理解できている人はまだ限られているため、人々がブロックチェーンや仮想通貨に対する知識をしっかり理解できるようになるまでは、ルービン氏が指摘しているような問題が付きまとうことになると考えられます。しかしこの厳しい低迷期を抜け出すことができれば、仮想通貨業界は成熟に向かってさらなる成長を続けていくことになるでしょう。