仮想通貨取引所「GMOコイン」は、「日本仮想通貨交換業協会」が定める自主規制規則およびガイドラインに基づいて、2019年5月15日からレバレッジ取引の最大倍率を10倍から4倍へと変更することを発表しました。変更適用後は未約定の新規注文はキャンセルされることとなるため注意が必要です。
2020年6月追記:仮想通貨の呼称は2020年5月に「暗号資産」へと変更されました。記事内に記載されている「仮想通貨取引所・仮想通貨」などの表現は2020年5月以前の表現であり、現在は全て「暗号資産」へと変更されています。
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レバレッジ取引の最大倍率「10倍から4倍」に変更
GMOコインは、2019年5月15日から同取引所のレバレッジ取引における最大倍率を10倍から4倍へと引き下げることを発表しました。
変更当日は、定期メンテナンス後に新規注文の際の最大レバレッジが4倍に変更され、未約定の新規注文はキャンセルされることになります。また、7月31日の定期メンテナンス後は「取引所レバレッジ/仮想通貨FX」ともに全てのユーザーのレバレッジが4倍に変更されるとのことです。
レバレッジ変更時に保有している建玉などの取り扱いに関しては、4月下旬に詳細を改めて発表すると説明されています。
Liquidも同日に変更適用|大幅な価格変動に注意
レバレッジ取引の最大倍率変更は「日本仮想通貨交換業協会」が定める自主規制規則およびガイドラインに基づいたものになります。そのため、GMOコインだけでなく仮想通貨取引所Liquid(リキッド)も同様にレバレッジ取引の最大倍率を「25倍」から「4倍」に変更することを発表しています。
Liquidの変更適用日も2019年5月15日とされており、未約定注文やオープンポジションは強制的にキャンセル・クローズされる予定だと発表されているため、変更適用時には相場に大きな変動が起こる可能性もあると考えられます。
該当する仮想通貨取引所でポジションを保有している方は事前に確認をしておくように注意が必要です。
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