Amazon(アマゾン)、eBay(イーべイ)、COSTCO(コストコ)などのオンラインショップ(ECサイト)で表示されている商品の価格を自動的にリアルタイムなビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格に換算してくれるブラウザ拡張機能「Get Used to Bitcoin」がリリースされました。この機能を追加すれば、米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、日本円(JPY)などで表示されている価格と同額の「Satoshi(サトシ)」を画面上に自動表示することができます。
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ブラウザ拡張機能「Get Used to Bitcoin」とは
「Get Used to Bitcoin」とは、オンラインショップ(ECサイト)で表示されている商品の価格を自動的に「リアルタイムのビットコイン価格」に換算して表示させることができるブラウザ拡張機能です。
この拡張機能は、ウェブページの価格値を自動的にスキャンしてビットコインの最小単位である「Satoshi(サトシ)」に換算し、すでに表示されている法定通貨価格の横にその金額を自動表示する仕様となっているため、この機能をブラウザに追加すれば、電卓などを使用せずに表示されている法定通貨の価格をビットコインに自動変換することができます。
また表示されるビットコイン価格は、より正確な結果を提示するために15分ごとに更新されるように設計されています。
「Google Chrome」と「Firefox」に対応
このブラウザ拡張機能は、記事執筆時点で「Google Chrome(グーグル・クローム)」と「Firefox(ファイヤーフォックス)」向けに提供されているため、これらのブラウザを利用している方であれば、今すぐ利用することができます。
アマゾン・コストコなど「世界最大のeコマースサイト」で利用可能
「Get Used to Bitcoin」は、
・Amazon(アマゾン)
・eBay(イーべイ)
・Best Buy(ベスト・バイ)
・Costco(コストコ)
などといった世界最大のeコマースサイトを含む、多数のオンラインショップで機能すると説明されており、利用できるサイトは継続的に追加されていく予定だと説明されています。
変換可能な法定通貨は「8種類」
「Get Used to Bitcoin」で自動変換することができる法定通貨の種類は以下の8通貨となっています。
- 米ドル(USD)
- ユーロ(EUR)
- 日本円(JPY)
- 英ポンド(GBP)
- タイバーツ(THB)
- 韓国ウォン(KRW)
- ロシアルーブル(RUB)
- オーストラリアドル(AUD)
また、将来的にはその他の法定通貨も追加で対応していく予定だと伝えられています。
ビットコイン(BTC)がもっと身近に
「Get Used to Bitcoin」を使用すれば、ビットコインで支払いを行う場合にはどれくらいの「Satoshi」が必要になるのかを一目で確認することができるため、ビットコイン決済がより気軽なものになります。
同社の公式サイトには、「Get Used to Bitcoin」を使用することによって、ビットコインに関する人々の理解を深めることができるとのコメントが掲載されています。
当メディアで実際に「Get Used to Bitcoin」を使用してテストしたみたところ、現時点では日本の「Amazon」などではうまく機能しなかったものの、海外のECサイトでは非常にスムーズに動作しており、BTC価格の表示・非表示の切り替えもボタン一つで瞬時に行うことができました。
「Get Used to Bitcoin」の改良が進み、より多くの国でこれらの機能が自然に利用できるようになれば、ビットコイン決済を利用するユーザーも増加していくと期待されます。
>>「Get Used to Bitcoin」の公式サイトはこちら
ブラウザ拡張機能に関する記事はこちら
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