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ビットコイン、100万円到達目前で急落|再度「大幅な下落」が起こる可能性も


ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、本日31日の午前1時頃に「99万円」近くまで上昇したものの、100万円には到達することなく、一時的に「88万円」まで大きく下落し、記事執筆時点では前日比3.06%安の「1BTC=906,635円」で取引されています。また、その他のアルトコインも同様に大きく下落しており、100万円を突破するにはもう少し時間がかかる可能性があるとの意見も出始めています。

こちらから読む:未来人の価格予想が的中?「ビットコイン」関連ニュース

1BTC「88万円」まで11%急落

ビットコイン(BTC)の価格は、2019年5月31日の午前1時頃に「99万円」近くまで上昇したものの、その後は10万近く下落し、一時的に前回の上昇前の価格である「88万円」付近まで下落しました。100万円超えに期待が高まっていたものの、今のところ100万円には達していないため、専門家の意見にも違いが見られ始めています。

2019年5月4日〜31日 BTC/JPYの1時間足チャート(画像:bitbank)

多く見られている予想は「ビットコインは100万円に到達するまで強気を維持する。たとえ多少の下落が起きても再び100万円を目指すだろう。」といったものです。実際に今回も88万円まで下落した後はやや回復しており、記事執筆時点では「1BTC=91万円前後」で推移しています。

弱気相場(ベア相場)はまだ終わってない?

ここ最近でも、数回に渡って大きな下落が起きた後に再び高値を更新しているため、今回の下落でも同様の動きを繰り返した後に100万円に到達する可能性も考えられます。

しかし、今回の上昇が99万円のラインにとどまったことなどを受けて、100万円到達には多少時間がかかるかもしれないとの予想も出始めており、「Galaxy Digital」のCEO兼創設者であるMichael Novogratz(マイケル・ノボグラッツ)氏は「ビットコイン価格が1万ドル(約110万円)に達することを期待していたが、その価格帯に突入するまでにはまだ時間がかかるだろう」との考えを語っています。

下落傾向が強まっていることなどから、一部の専門家は「これらの動きは弱気相場が完全に終わったわけではないことを示している」と指摘しており、近いうちに再度大幅な下落が起こる可能性があるとの見方も出ています。

これらのことを踏まえて考えると、このまま上昇が続いてBTC価格が100万円に達したとしても、その後は一度大幅な下落が起こる可能性があるとも予想されます。しかし、ビットコイン以上が全体的に非常に強気な状況を保っていることも事実であるため、このまま過去最高値である220万円を目指す可能性もあるでしょう。

アルトコインも同様に下落

今回の価格下落はその他のアルトコインでも同様の動きが見られており、過去24時間では時価総額ランキングTOP15全ての仮想通貨が「1〜15%のマイナス」となっています。

しかしながら、過去7日間で見るとステーブルコインであるテザー(Tether/USDT)以外は上昇しており、過去1時間で見ても多くの仮想通貨が回復し始めているため、今後は90万円台での推移が一定期間続くのではないかと予想されます。

2019年5月31日 仮想通貨時価総額ランキングTOP15(画像:CoinMarketCap)

なお、今回の価格上昇では、
イーサリアム(ETH)が、約31,000円
エックスアールピー(XRP)が、約52円
ライトコイン(LTC)が、約13,000円
トロン(TRX)が、約4円
カルダノエイダコイン(ADA)が、約11円
まで上昇しました。

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