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バイナンス:ブロックチェーン開発者支援プラットフォーム「Binance X」を公開


仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)は、2019年8月29日に仮想通貨の大量採用を促進することを目的とした開発者向けプラットフォーム「Binance X」をローンチし、「Binance X Fellowship」プログラムを開始したことを発表しました。

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Binance Xとは?

BINANCE(バイナンス)が新たに発表した「Binance X」は、Binanceのプラットフォームとブロックチェーンエコシステム全般のイノベーションを促進するための新しい取り組みだと説明されています。

「お金の自由を可能にするインフラストラクチャを提供すること」を長期的な目標としているというBINANCEは、そのための取り組みとしてこれまでにも様々なプロジェクトを立ち上げており、それと同時に開発者向け製品の数も増加してきています。

バイナンスが提供している、または提供を予定しているサービスとしては、
・仮想通貨取引所
・証拠金取引
・先物取引
・仮想通貨レンディングサービス
・独自のブロックチェーン技術
・複数銘柄に対応したウォレット
・ブロックチェーンを活用した慈善活動
などがあります。バイナンスはこのような環境を整えたことによってサードパーティの開発者が独自の製品やサービスを構築して活用できるプラットフォームになったと説明しています。

Binance Xは、急速に成長しているBinanceのプラットフォームに多くの開発者が関われるようにし、サポートを提供していくためのものだとされています。

Binance Xは、開発者がブロックチェーンエコシステムやBinance独自のパブリックブロックチェーンBinance Chain、Binance.comのアプリケーションプログラムインターフェイス(API)、Trust Walletソフトウェア開発キット(SDK)などといったBinance独自のソリューションを学び、ソリューションを作成していくのに役立てることができます。

開発者の人々は、
・開発者・研究者を支援する「Binance X Fellowship」
・初期段階のプロジェクトを支援する「Binance Labs Incubation」
・バイナンスのICOプラットフォーム「Binance Launchpad」
などの様々なパートナーシッププログラムを活用することができるようになります。

Binance X Fellowshipは「暗号経済における新しいイノベーションとビジネスを生み出すための無料のオープンソースソフトウェアを作成する才能のある開発者をサポートするように設計された」と説明されています。

このプログラムでは今年初めに開始されて以来、約40以上のプロジェクトが稼働しているとされており、具体例として以下のようなプロジェクトの代表者や開発者が参加していると説明されています。
・スマホアプリ「GoBNB」
・モジュール「BEPTools」
・ウォレット「BrowserBNB・BNBTextWallet」
・ウェブウォレット「Burner Wallet」

BINANCEはここ最近で様々な新サービスを発表しており、9月には先物取引を開始する予定であることも明らかにされています。開発者を支援する「Binance X」が発表されたことによって、今後はこれまでに発表された様々なサービスの開発が加速することになると期待されます。

>>「Binance X」の詳細はこちら

2019年8月30日|Binance Coin(BNB)の価格

バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)の価格は今年6月に4,000円台まで上昇して以降は下落傾向が続いており、先日29日には2,277円まで下落しました。2019年8月30日時点では「1BNB=2,315.87円」で取引されています。

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2019年6月1日〜2019年8月30日 BNBのチャート(画像:CoinMarketCap)