Cardano(カルダノ)プロジェクトで開発を担っている「IOHK」は、インセンティブ付きテストネットの準備のための”模擬スナップショット”が日本時間2019年11月12日21時00分に実施されたことを発表しました。このタイミングで「DAEDALUS」または「YOROI」にADAを保有していたユーザーは、後日テストネットに参加することができます。
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近日中には専用の「残高ウォレット」も配信
IOHK(Input Output HongKong)は、2019年11月12日21時に「インセンティブ付きテストネット」のための、公式な残高スナップショットのリハーサルである”模擬スナップショット”を実施したことを発表しました。
2019年11月12日21時時点でカルダノ公式ウォレットである「DAEDALUS(ダイダロス)」または「YOROI(ヨロイ)」にADAを保管していた人々は近日開始される「インセンティブ付きテストネット」に任意で参加し、後日実際に利用できるようになるADAの報酬を獲得することができます。
これはいわゆる”ステーキング報酬”に関するテストを行うためのものであり、テストへの参加を希望するADA保有者の人々は今回の”模擬スナップショット”で取得されたADA保有数でステーキングのテストに参加することができます。
公式発表によると、近日中には模擬スナップショット時に取得されたADA保有数を確認することができる専用の「残高ウォレット」が配信されるとのことです。
「インセンティブ付きテストネット」について
「インセンティブ付きテストネット」は、ダイダロスやヨロイでADAを保有しているユーザーが任意で参加することができるようになっており、参加を希望するユーザーは今回の”模擬スナップショット”に基づいて作成される「テストネット用のADA」で参加することができるようになっています。
「テストネット用のADA」はあくまでもテスト用であるため、実際に取引所で交換したりすることはできないものの、”インセンティブ付きテストネット”ではこの「テスト用ADA」に基づいて報酬が支払われるようになっており「報酬として支払われたADA」を後日メインネットに移すことができるようになっているため、テスト参加者は最終的に”テスト用ADA保有数に応じて付与されるADA”を実際に受け取ることができるようになっています。
今回行われたのは「インセンティブ付きテストネット」の開始に向けた準備の1ステップであるため、まだテストは開始されていませんが、これまでの報告では2019年11月後半には正式にテストが開始される予定だと伝えられています。
これらの詳細は「IOHKの公式サイト」でも説明されており、メールアドレスを登録すれば定期的な進捗状況の更新を受信することもできるようになっているため、よりリアルタイムで情報を知りたい方はそちらに登録しておくと良いでしょう。
また「IOHKの公式Twitter」でも多言語で報告が行われているため、メールアドレスの登録に抵抗がある方はTwitterをフォローすると良いでしょう。この他にもダイダロスを利用しているのであれば、最近追加された「ニュースフィード」機能で速報を確認することができます。
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2019年11月13日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は、2019年9月末に3円台まで下落して以降は徐々に回復してきており、2019年11月13日時点では「1ADA=4.75円」で取引されています。
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