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ブロックチェーンでテレビ視聴者にコンテンツ配布|スマホアプリ「Card Hunter」登場


ユナイテッド株式会社・株式会社博報堂・原本株式会社の3社は、2019年11月27日にブロックチェーン技術を活用してテレビ番組視聴者にデジタルコンテンツをリアルタイム配布するスマホアプリ「Card Hunter(カードハンター)」を開発し、「テレビ神奈川」と協力して試験放送を実施することを発表しました。

こちらから読む:ペンタブ大手がブロックチェーン技術活用「国内ニュース」

Card Hunter(カードハンター)とは

ブロックチェーン技術を活用したスマホアプリ「Card Hunter(カードハンター)」は、
・ユナイテッド株式会社
・博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ
・原本株式会社
の3社によって共同開発されました。

このアプリは、ブロックチェーン技術を活用して”トークン”として実装された数量限定のデジタルコンテンツを、リアルタイムでテレビ番組視聴者に一斉配布できるスマホアプリとなっています。

アプリには「エヴィクサー株式会社」の”音声認識技術”が組み込まれているため、番組放送中にデジタルコンテンツ情報を埋め込んだ”音響透かし(*1)”が放送されることによってアプリがそれを検出し、デジタルコンテンツを受け取ることができる仕組みになっているとのことです。

(*1)音響透かし:音声信号に電子暗号化した文字や画像などの情報を埋め込む技術のこと

テレビ神奈川などと共に「技術検証」を実施

(画像:ユナイテッド株式会社プレスリリースから)

今年12月には「株式会社博報堂DYメディアパートナーズ・株式会社テレビ神奈川・エヴィクサー株式会社」と共同で「Card Hunter」を用いた技術検証が行われる予定となっています。

この技術検証では、毎週月曜日~金曜日の23時30分から放送されているテレビ神奈川の音楽情報バラエティ「関内デビル」の番組内で、出演者6名×2種類(合計12種類)のオリジナルトレーディングカード情報を埋め込んだ音響透かしが12回にわたって放送されるとのことです。

番組視聴者は「Card Hunter」のアプリを使用することによって、1回の放送につき1種類のトレーディングカードを獲得することができ、12種類全てのカードを集めた視聴者は番組から”オリジナルプレゼント”を受け取ることができるようになっています。

獲得したトレーディングカードは、他の人と交換することもできるとされているため、新しいテレビの楽しみ方が生まれると期待されます。

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