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テレビ番組と視聴者をブロックチェーンで繋ぐ「LiveTV-Show」登場


株式会社博報堂が発足した「HAKUHODO Blockchain Initiative(博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ)」と「株式会社博報堂DYメディアパートナーズ」は、2019年12月17日にブロックチェーン技術を活用したテレビ番組のファン育成プラットフォーム「LiveTV-Show(ライブ・ティービー・ショー)」を、SingulaNet株式会社と共に共同開発したことを発表しました。

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番組ファン育成プラットフォーム「LiveTV-Show」

博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ・株式会社博報堂DYメディアパートナーズ・SingulaNet株式会社の3社が共同開発した「LiveTV-Show(ライブ・ティービー・ショー)」は、ブロックチェーン技術の利点を活用したテレビ番組のファン育成プラットフォームとなっています。

「LiveTV-Show」はブロックチェーン技術を活用することによって、テレビ番組の視聴者に「出演タレントのデジタルフォト」や「ライブ映像」などを数量限定で提供したり、番組ファンの人々が”ギフティング”と呼ばれる機能を通じて番組を応援したりできるように設計されています。

このプラットフォームは2019年12月末に「NST新潟総合テレビ」の情報番組「八千代ライブ」で活用される予定となっているため、対象地域に住む人々は実際にプラットフォームを利用してみることができます。

NST新潟総合テレビ:情報番組「八千代ライブ」で導入

NST新潟総合テレビの情報番組「八千代ライブ」向けに提供される専用プラットフォームでは、番組視聴者が同番組で結成されたアイドルユニット「ツナギッコ」の限定オリジナルフォトや楽曲を購入したり、Web限定配信番組を視聴しながらサイトのギフティングボタンを使って直接ツナギッコを応援したりすることができるようになっています。

番組側は、ファンの人々から寄せられた支援を「ツナギッコ」の具体的な活動に活かすことによって、ファンとの繋がりを構築しつつ、生活者がより主体的に参加して楽しむことができる”双方向の番組作り”を実現すると説明されています。

「LiveTV-Show」の画面イメージ(画像:HAKUHODO)

ブロックチェーン技術はこれまで、インターネット関連のサービスで活用されることが一般的でしたが、ここ最近では日本国内でテレビ番組にブロックチェーン技術を取り入れる事例も増えてきています。

今後このようなサービスが広がっていくことによって、テレビの楽しみ方もより大きく広がっていくことになると期待されます。

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