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ビットコインの「オプション取引」提供開始:仮想通貨デリバティブ取引所FTX


仮想通貨デリバティブ取引所である「FTX」が、2020年1月11日に仮想通貨のオプション取引を開始したことが明らかになりました。同取引所のオプション取引は”サービス開始初日だけで100万ドル(約1.1億円)の取引量を記録した”と報告されています。

こちらから読む:2020年代はETH価格上昇が続く?「仮想通貨」関連ニュース

仮想通貨取引所「FTX」とは

FTXは2019年に立ち上げられた比較的新しい仮想通貨のデリバティブ取引所であり、
ビットコイン(Bitcoin/BTC)
イーサリアム(Ethereum/ETH)
ライトコイン(Litecoin/LTC)
エックスアールピー(XRP/XRP)
トロン(Tron/TRX)
イオス(Eos/EOS)
バイナンスコイン(BinanceCoin/BNB)
などといった20種類以上の仮想通貨を取り扱っています。

仮想通貨の「先物取引」や「大口取引向けのOTC取引」などを提供している同社は、レバレッジを自動調整する「レバレッジトークン」と呼ばれるシステムも導入しており、世界中の様々な地域向けにサービスを提供しています。

仮想通貨関連の幅広いサービスを提供している「FTX」は仮想通貨情報サイト「Coingecko」の”デリバティブ取引所の取引量ランキング”で7位(過去24時間で約373億円)にランク付けされており、ここ最近で注目の仮想通貨デリバティブ取引所として知られています。

取引量はわずか2時間で「100万ドル」に到達

FTXのCEOであるSam Bankman-Fried(サム・バンクマン・フリード)氏は、2020年1月12日のツイートで同社が「ビットコインオプション取引」を開始したことを発表しました。なお、現時点でオプション取引に対応している仮想通貨はビットコインのみとなっており、その他仮想通貨への対応予定などは明らかにされていません。

フロード氏はその後のツイートで「公開初日のオプション取引量がわずか2時間で100万ドル(約1.1億円)に達し、最初の12時間で約2,000件の取引が行われたこと」も報告しているため、現時点で高い需要を得ていることがわかります。

ビットコインのオプション取引を提供する取引所は増えてきており、最近では「Bakkt(バックト)」や「CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)」なども『ビットコインのオプション取引を提供する』と発表しています。

>>「FTX」の公式サイトはこちら

2020年1月13日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は今月8日に90万円付近まで回復して以降は横ばいの状態が続いてており、2020年1月13日時点では「1BTC=890,428円」で取引されています。

2019年12月30日〜2020年1月13日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)

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