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【日本初】Libra決済型のマーケットプレイスアプリ「FLIBRA」プロトタイプ公開


株式会社ガイアックスは、2020年2月6日に仮想通貨Libra(リブラ)を決済手段として採用した日本初のマーケットプレイスアプリのプロトタイプ「FLIBRA(フリブラ)」を開発・公開したことを発表しました。このアプリケーションはオープンソースとして公開されており、現在はデモサイトなども公開されています。

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Libra決済採用したフリマアプリ「FLIBRA」

株式会社ガイアックスは、2020年2月6日に仮想通貨「Libra(リブラ)」を決済手段として採用した”日本初”のマーケットプレイスアプリのプロトタイプ「FLIBRA(フリブラ)」を開発し、オープンソースソフトウェアとして公開、デモサイトをオープンしたと発表しました。

FLIBRA(フリブラ)は、現在日本で非常に多くの人々に利用されているフリマアプリ「Mercari(メルカリ)」のようなアプリケーションとなっており、自分が所有している不用品を出品したり、他のユーザーが出品している商品を購入したりすることができるようになっています。

メルカリと違う点は「決済手段として”仮想通貨Libra”を採用している」という点であり、「エスクロー決済(*1)」や「レビュー・評価」などの機能も搭載されているとのことです。「FLIBRA」の持つ機能としては以下の4つが挙げられています。
1.不用品の出品
2.購入の申し込み
3.Libraを使ったエスクロー決済
4.レビュー(商品や取引の評価・レーティング)

(*1)エスクロー決済:取引中の金銭は第三者に預けられ、取引が完了するまで金銭の移動を確定しない安全な決済方法のこと

「Libra・ブロックチェーンの技術開発」に貢献

ガイアックスは、「FLIBRA」をシェアリングエコノミーにおける基本的なサービス形態で構築することによって、Libra決済をわかりやすい形で実際に体験することを可能にした他、ブロックチェーンスマートコントラクトを活用したビジネスアイデアを最速で形にすることも可能にしたと説明しています。

同社は「FLIBRA」をオープンソースとして公開することによって「世界中のLibraの開発コミュニティ」や「ブロックチェーンの技術的な発展」に貢献することを目指しており、『結果的にLibraがより一層使いやすい通貨になっていくことにも貢献できると考えている』とのことです。

「FLIBRA」は現時点でプロトタイプではあるものの、今後もLibraの使用変更に合わせて随時アップデートしていく予定だと説明されているため、Libra関連のサービス構築を検討している人々にとって注目のプロジェクトになると期待されます。

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