仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

バイナンス:新サービス「Binance Cloud」を発表|仮想通貨取引所立ち上げを支援


仮想通貨取引所「BINANCE(バイナンス)」は、2020年2月17日に「デジタル資産取引プラットフォームを立ち上げるためのB2B2Cクラウドソリューション”Binance Cloud(バイナンス・クラウド)”」を発表しました。

こちらから読む:BINANCE、Liskのステーキングサービス提供か「取引所」関連ニュース

Binance Cloud(バイナンス・クラウド)とは

BINANCE(バイナンス)が新たに発表した「Binance Cloud(バイナンス・クラウド)」は、仮想通貨やデジタル資産を取引するためのプラットフォーム立ち上げを支援するB2B2Cクラウドソリューションです。このソリューションを利用する顧客は、ホワイトラベル契約(*1)としてBINANCEが提供する取引所システムを用いた取引所を手軽に構築することができます。

(*1)ホワイトラベル契約:ある企業が開発した独自製品やサービスのシステムを借りて、他の企業が独自ブランドとして販売できる契約のこと。この契約を結ぶことによって、企業は独自ブランドを維持しつつ、低コストで製品・サービスを提供することができる。

Binance Cloud(バイナンス・クラウド)は、バイナンスが現在提供している
・現物取引
・先物取引
・ローカル銀行とのAPI統合
・法定通貨と仮想通貨のP2P取引
などに対応しており、今後は、
・ステーキング
・OTC(店頭)取引サービス
IEOプラットフォームを介したトークン発行機能
などといったより多くの機能を追加していく予定だと説明されているため、Binance Cloudを利用する企業は実用的な取引所サービスをスムーズに提供することができると期待されます。

またこの他にも「資金・取引ペア・通貨リストを管理できる使いやすいダッシュボード」や「多言語サポート」などの機能も備えているとも説明されています。

BINANCEの仮想通貨取引所サービスはすでに世界中の人々に利用されており、高い評価を獲得しているため、同社のシステムを活用することによって、多くのユーザーを惹きつけることができると期待されます。実際に「Binance Cloud」を利用する企業が増加すれば、デジタル資産・仮想通貨の取引もさらに活発化すると期待されます。

今回の発表では「Binance Cloud」を活用した最初のデジタル資産取引所は、2020年3月上旬に開始される予定だと報告されています。
>>「BINANCE」の公式発表はこちら
>>「Binance Cloud」の公式サイトはこちら
>>仮想通貨取引所BINANCEの新規登録はこちら