BINANCE:リスク(Lisk/LSK)の「ステーキングサービス」提供か
仮想通貨取引所「BINANCE(バイナンス)」が、リスク(Lisk/LSK)のステーキングにあたるデリゲート投票(ヴォート)を行なっていたことが明らかになりました。現時点でBINANCEはLiskのステーキングサービスを提供していないため、近日中にLiskのステーキングサービスが開始されるのではないかと期待が高まっています。
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BINANCEによる「デリゲート投票」を確認
リスク(Lisk/LSK)は「DPoS(Delegated Proof of Stake)」と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用しているため、仮想通貨LSKを保有している人々はLiskネットワークでブロックを生成・承認する代表者(デリゲート)に投票を行うことによって、"Vote報酬"と呼ばれる報酬をもらうことができるようになっています。
このようにブロック承認者を仮想通貨保有者による投票で決定して、投票者にも報酬を配布する仕組みは"ステーキング"と呼ばれており、BINANCEもすでに複数の仮想通貨のステーキングサービスを提供していました。
BINANCE(バイナンス)が提供しているステーキングサービスが対応している仮想通貨は記事執筆時点で以下の17銘柄となっており、このリストの中にLiskは含まれていませんが、Liskのブロックチェーンエクスプローラー上にはBINANCEが2020年2月15日頃に投票を行なったことが記録されているため、近日中にLiskのステーキングサービスが開始されるのではないかと期待が高まっています。
【BINANCEステーキングサービスの対応通貨】
・トロン(TRON/TRX)
・ステラ(Stellar/XLM)
・ネオ(Neo/NEO)
・ヴィチェーン(Vechain/VET)
・クアンタム(Quantum/QTUM)
・テゾス(Tezos/XTZ)
・コモド(Komodo/KMD)
・カヴァ(Kava/KAVA)
・シータ(Theta/THETA)
・コスモス(Cosmos/ATOM)
・フェッチ(Fetch.ai/FET)
・エルロンド(Elrond/ERD)
・ハーモニー(Harmony/ONE)
・オントロジー(Ontology/ONT)
・アルゴランド(Algorand/ALGO)
・ストラティス(Stratis/STRAT)
・ルームネットワーク(LoomNetwork/LOOM)
(画像:explorer.lisk.io)
今のところBINANCEから「Liskのステーキングサービス」に関する発表は行われていませんが、実際に投票が行われていることを考えると近日中にLiskのステーキングサービスが発表される可能性は高いと考えられます。
日本国内でも仮想通貨取引所「Coincheck(コインチェック)」が今年1月からLiskのステーキングサービスをベータ版として提供しているため、今後はLiskのステーキングに参加する人も増加していくことになると予想されます。
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