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専門知識なしでブロックチェーンゲーム開発「Enjin Platform」公開


ゲーム業界に仮想通貨ブロックチェーン技術を導入するための取り組みを行なっている「エンジン(Enjin/ENJ)」は、2020年2月17日にブロックチェーン関連コードの記述方法を知らない人々でも簡単にイーサリアム(Ethereum/ETH)のブロックチェーン上でゲームを開発することができるプラットフォーム「Enjin Platform」を公開したことを発表しました。

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Enjin Platform(エンジン・プラットフォーム)公開

エンジン(Enjin/ENJ)が新たに発表した「Enjin Platform(エンジン・プラットフォーム)」は、ブロックチェーン関連コード記述方法を知らない開発者でも、一般的な開発言語だけでゲームやアプリに仮想通貨を組み込むことができるプラットフォームとなっています。

このプラットフォームはイーサリアムのメインネット上で公開されており、Enjin Platformを利用する開発者は既存のゲームや新たに開発するゲームに「スマートコントラクト」や「NFT(Non-Fungible Token)」などを簡単に統合することができると説明されています。

当社のプラットフォームは、新規および既存のゲームにシームレスに統合できるように設計されており、あらゆる規模のあらゆるジャンルのスタジオに競争力を提供します。

NFTをゲーム内に組み込むとゲーム内で使用されるアイテムに希少価値を持たせ、他のプレイヤーと交換したりすることができるようになるため、これまでにはなかった方法でゲームを楽しむことができるようになります。

「Enjin Platform」にはこのNFTをはじめとする様々な機能をゲームに統合するためのツールが搭載されているため、ゲームに新たな可能性をもたらすことができると期待されます。

テスト版では「2,500以上のプロジェクト」が稼働

Enjinによると、Enjin PlatformのテストネットバージョンではすでにERC-1155規格を使用する2,500以上のプロジェクトが作成されていると報告されています。さらに同社は、2020年第2四半期に有名なオープンソースエンジンである「Godot」のブロックチェーンソフトウェア開発キット(SDK)をリリースすることも予定しています。

Enjinの最高技術責任者であるWitek Radomski(ウィテク・ラドムスキ)氏は『これまでブロックチェーン資産を発行・展開・管理する作業は専門知識を必要とする困難なプロセスだったが、現在はその全てが変化してきている』と語っています。

「Enjin Platform」の公開によって、ゲーム開発者の間でブロックチェーン関連機能の統合が加速すれば、ブロックチェーンゲーム業界全体での活動が活発化し、これまで以上に魅力的な分散型アプリケーション(DApps)が続々とリリースされていくことになると期待されます。

Enjin Platformの詳細は「Enjinの公式発表」または「Enjinの公式サイト」をご覧ください。
>>「Enjinの公式発表」はこちら
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2020年2月19日|Enjin Coin(ENJ)の価格

エンジンコイン(Enjin Coin/ENJ)の価格は今月17日に12円台まで下落したものの、今回の発表以降は再び大幅に上昇しており、2020年2月19日時点では「1ENJ=16.55円」で取引されています。

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2020年1月20日〜2020年2月19日 ENJのチャート(画像:coingecko.com)