ビットコイン(Bitcoin/BTC)が支払い手段として使用されていた有名な闇サイト「Silk Road(シルクロード)」の運営者として知られているRoss Ulbricht(ロス・ウルブリヒト)氏は、2020年4月24日に自身のブログを更新し『BTC価格は将来的に3億3,300万ドル(約333億円)まで上昇する可能性がある』との予想を語りました。
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下落予想はしつつも「長期的には強気」だと強調
Ross Ulbricht(ロス・ウルブリヒト)氏はビットコインが支払い手段として使用されていたことでも知られる有名な闇サイト「Silk Road(シルクロード)」の運営者であり、現在は終身刑で刑務所に服役しています。同氏は非常に早い時期からビットコインを採用していた人物の1人でもあるため、仮想通貨業界でも注目を集めており、現在は定期的に「ビットコインの価格予想」などを自身のブログに刑務所から投稿しています。
今月12日のブログ記事で『ビットコインの下落相場は2021年まで続く可能性がある』と語った同氏は、この短期的な予想に怒りを示している人々に対して『私はまだ長期的に強気である』と強調しています。
ウルブリヒト氏はこれまでのビットコイン相場を、
・2017年末(約220万円)までの上昇相場は「第1波」
・2017年末から現在までは「第2波」
・第2波が底打ちした後の強気相場は「第3波」
として分類しており、前回の記事では『第2波は2021年まで続く可能性があり、場合によっては3,200ドル(約34万円)以下に下落する可能性があるが、3,200ドル以下は絶好の買いチャンスだ』と語っていました。
今回の記事ではその後始まる第3波について書かれており『現在の弱気相場が終了した後の強気相場(第3波)は第1波よりもさらに大きな価格上昇をもたらす可能性がある』とされています。
具体的には、ビットコイン価格が第1波で0.06ドルから2万ドルまで上昇し「33万3,333倍」になったことを理由に『ビットコイン価格が第2波で1,000ドルまで下落したとしても第3波で同様の価格上昇が見られた場合、ビットコイン価格は3億3,300万ドル(約333億円)になる』と説明されています。
“第3波で2,100万BTC全てがマイニングされる”と考えているウルブリヒト氏は『2,100万BTCが全てマイニングされた場合の時価総額は7兆ドルになり、この金額は全世界のGDPの10倍以上になる』と述べており、『今から数十年後には20,000ドル以下が安く見える』と語っています。
2020年4月24日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(BTC)の価格は先月13日に50万円付近まで下落したものの、その後は徐々に回復してきており、2020年4月24日時点では「1BTC=811,447円」で取引されています。
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