スイスの金融市場監督機構(FINMA)から銀行業のライセンスを取得しているデジタル資産銀行「Sygnum Bank(シグナムバンク)」は2020年4月30日に、自社サービスで暗号資産エックスアールピー(XRP)の取扱いを開始したことを発表しました。
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Ripple社や仮想通貨XRPを高く評価
Sygnum Bank(シグナムバンク)はスイスの金融市場監督機構(FINMA)から銀行業のライセンスを取得しているデジタル資産銀行であり、シンガポールでも資産運用のライセンスを取得しています。
シグナムバンクは元々ビットコイン(BTC)やイーサリアム(Ethereum/ETH)などの暗号資産を取り扱っていましたが、2020年4月30日には新しくエックスアールピー(XRP)の取り扱いを開始したことが発表されています。
これにより、シグナムバンクの顧客はスイスフラン・ユーロ・米ドルなどの法定通貨預金を利用してXRPを売買したり、同社が提供しているカストディウォレットでXRPを保有したりすることができるようになります。
シグナムバンクの共同創業者であるMathias Imbach(マティアス・インバック)氏は、Ripple(リップル)社のXRP関連の取り組みを高く評価しており『Ripple社が開発したXRPベースのソリューションは国際送金市場の弱点を解決するだろう』と語っています。
Rippleのグローバルな優れたパフォーマンスに感銘を受けました。国際決済ネットワーク「RippleNet」には現在300を超える金融機関が参加しています。
同社が開発したXRP基盤のソリューションは7,000億ドルの国際送金市場の弱点を解決するでしょう。送金コストが低いため、新興経済国で支払いを促進するための理想的なツールとなっています。
Ripple社が展開している国際送金ソリューションや仮想通貨XRPを使用すれば、わずかな手数料で世界中に素早く送金することができるため、世界中の様々な金融機関や企業などで採用が進んでいます。
2020年5月1日|エックスアールピー(XRP)の価格
エックスアールピー(XRP)の価格は先日30日に25円まで回復したものの、その後はやや下落しており、2020年5月1日時点では「1XRP=23.48円」で取引されています。
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