XRP銀行アプリ「XUMM」iOS・Android版リリース【日本でも利用可能】
仮想通貨エックスアールピー(XRP)の基盤となっている分散型台帳「XRP Ledger」を用いた銀行アプリ「XUMM」のパブリックベータ版が「iOS・Android」向けにリリースされました。このアプリは仮想通貨決済にも利用できるウォレットアプリとなっており、日本からでもダウンロードできるようになっています。
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XUMMベータ版「App Store・Google Play」で公開
「XUMM」は、Ripple(リップル)社が出資しているスタートアップ企業「XRPL Labs」が開発を進めている銀行アプリであり、ユーザーはXRPだけでなく「米ドル・ユーロ」などといった様々な通貨を保管したり、QRコードをスキャンしてそれらの通貨で支払いを行ったりすることができるようになっています。
このアプリはP2P(ピアツーピア)の決済アプリでもあるため、ユーザーは仲介者を介すことなく直接店舗や個人との間で支払いを行うことができ、仮想通貨の秘密鍵も自分自身で保管することができます。
「XUMM」のパブリックベータ版は元々2020年3月24日頃にリリースされる予定となっていましたが、承認手続きが順調に進まなかったことによって公開時期は延期となり、今回正式にリリースされることとなりました。現在は「App Store」と「Google Play」の両方で公開されているため、日本からでもアプリをダウンロードして利用することが可能です。
ただし「XRPL Labs」のCEOであるWietse Wind氏は、現在公開されている「XUMM」がベータ版であることを理由に『実際に利用する場合には"少額の資金"でテストするように』と警告しているため大量の資金を保管しないように注意が必要です。
同氏は昨年夏頃に『XUMMは"オタク向けアプリ"ではなく、"お母さんでも簡単に使用できるアプリ"を目指して開発を進めている』と語っていたため、今後の開発が進むことによってXUMMは「誰でも気軽に利用できる仮想通貨対応の銀行アプリ」になっていくと期待されます。
>>「XUMM」の公式サイトはこちら
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>>「XUMM Android版」のダウンロードはこちら
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