韓国の大手インターネット企業である「Kakao(カカオ)」のブロックチェーン関連会社「Ground X(グラウンドエックス)」が開発したグローバルなパブリックブロックチェーンプラットフォーム「Klaytn(クレイトン)」は2020年5月8日に、”Libra(リブラ)のライバル”とも言われているCelo財団のブロックチェーンアライアンス「Celo Alliance for Prosperity」に参加したことを発表しました。
こちらから読む:ベネズエラで仮想通貨決済の導入進む「仮想通貨」関連ニュース
Celoのエコシステムに「KLAYトークン」を統合
Kakao(カカオ)関連のブロックチェーンプロジェクトとして知られる「Klaytn(クレイトン)」は、2020年5月8日の発表で“Libra(リブラ)のライバル”として注目を集めているブロックチェーンアライアンス「Celo Alliance for Prosperity」に参加したことを発表しました。
「Celo Alliance for Prosperity」はデジタル資産を用いてより便利な社会を築くことを目指している組織をまとめることによって、参加メンバー共通のビジョンを達成すること”を目的とした同盟団体であり、Celoが開発したブロックチェーン技術を活用してデバイス・キャリア・国境を越えて機能するソリューションの作成に取り組んでいます。
Klaytn(クレイトン)は「Celo Alliance for Prosperity」への参加を通じて、KlaytnとCeloプラットフォーム間の相互運用性を調査し、Celoのエコシステムに独自仮想通貨である「KLAYトークン」を統合する予定だと伝えられています。
「Celo Alliance for Prosperity」には、立ち上げ時点でLibra協会メンバーを含む50社以上の大手企業が参加していましたが、現在もその規模は急速に拡大してきており、先日は新たに20以上のメンバーが参加したことが報告されています。
ここ最近では「Libra協会」からも”新規メンバー参加”の報告が行われていますが、その一方では「Celo Alliance for Prosperity」も急速に規模を拡大しているため、「Celo Alliance for Prosperity」の今後の動きにも注目です。