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タイムチケット:暗号資産活用したeスポーツ関連の新サービス「eSportStars」公開


自分の時間を売買することができるサービス「TimeTicket(タイムチケット)」などを展開している「株式会社タイムチケット」は2020年6月17日に、同社の100%スイス子会社である「TimeTicket GmbH」が暗号資産(仮想通貨)を取り入れた”eスポーツのプロ選手と対戦しながらゲームで支援の輪を広げる新サービス”「eSportStars(通称:いぽすた)」の事前登録受付を開始したことを発表しました。

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タイムチケットの新サービス「eSportStars」とは

TimeTicket(タイムチケット)が新たに発表した新サービス「eSportStars(通称:いぽすた)」は、同社の100%スイス子会社である「TimeTicket GmbH」が計画しているブロックチェーン・暗号資産プロジェクト「TimeCoinProtocol」上で稼働するアプリケーションであり、eスポーツのプロ選手やファンなどの人々が好きな選手とゲームで対戦したり、対戦などを通じて収益化を図ることができるサービスとなっています。

「eSportStars」は日本語・英語・中国語の3カ国語に対応しており、eスポーツプロ選手・プロを目指している選手・ファンなどといった”eスポーツに関わる世界中の全ての人々”が、人気のeスポーツゲームで対戦・トーナメントを開催したり、自由に好きな対戦相手を探して世界中のプレイヤーと対戦できる機会を提供するこれまでにないサービスだと説明されています。

このサービスではゲームで対戦するための「対戦チケット」が発行されることになっており、このチケットを購入することによって自分の好きなプレイヤーと対戦できる仕組みとなっています。今回開始された事前登録を完了したユーザーは「eSportStars」内でチケットの販売・購入を行うことができるようになるとのことです。

対戦までの流れ

「対戦までの流れ」については以下のように説明されています。

【①対戦チケットを発行】
自分の好きなeSportsゲームを選んでチケット発行し、サービス内外に公開
チケット記載内容:ゲーム名/ゲーム対戦価格/開催日時/オンライン開催場所/販売内容/注意事項

【②対戦チケットを購入】
公開された対戦チケットを対戦希望者が購入

【③対戦受理】
チケット販売者が対戦を受理し、取引が成立
・対戦後は双方でゲームのレビューや動画投稿が可能
・対戦方法:1対1/チーム戦/ゲームトーナメントなど
・オプション:チケット販売額のチャリティ寄付

「様々なチケット」で収益化が可能

タイムチケットは「eSportStars」のメリットとして、”ファンの人々は憧れの選手と対戦することで応援でき、選手はゲームのトレーニングをしながら収入を得られる“という点を挙げています。

また「eSportStars」では”ゲーム対戦用のチケット”だけでなく、
・ゲームがうまくなる方法を教えるチケット
・好きなゲームについて語り合うチケット
・eSportsのプロ選手になる方法を教えるチケット
などといった「販売者の得意なこと・好きなこと」をチケットとして販売することもできるようになっているため、「TimeTicket」のサービスのように活用の幅はさらに広がっていくことになると予想されます。

(画像:タイムチケット)

対戦結果に応じて暗号資産「TimeCoin(TMCN)」を付与

eSportStarsでは、対戦結果に応じて「eSportStars」のサービス内で使用できる暗号資産「タイムコイン(TimeCoin/TMCN)」も付与されるとのことで、獲得したTMCNは「対戦チケット」を購入したりする際などに利用することができるとされています。

タイムコイン(TimeCoin/TMCN)は「TimeTicket GmbH」のブロックチェーン・暗号資産プロジェクトである「TimeCoinProtocol」上で発行予定の暗号資産であり、今年4月には世界6位の取引高を誇るアジアの代表的なグローバル暗号資産取引所「BitForex(ビットフォレックス)」でイニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO)が実施されることも発表されています。

eSportStarsでユーザーに付与されるTMCNは、BitForexへの上場後にeSportStarsの取引実績に応じて受け取ることができるとのことです。

「JapanKillerAngel」が公式プレイヤーとして参加

(画像:タイムチケット)

「eSportStars」には、株式会社Killer Angelsが運営している日本初の女子プロesportsチーム「JapanKillerAngel」が”公式プレイヤー”として参画することを表明しているとも報告されています。

「JapanKillerAngel」には、PUBG部門・VALORANT部門・ストリーマー部門の3部門があり、所属選手は大会への出場や配信活動を行いながらプロのesportsアスリートとして活動を行っています。

今回の発表では「JapanKillerAngel」の他にも、eSportsの強豪チームや選手が続々と参画する予定だと説明されているため、今後はさらに多くのeスポーツチームが発表されていくことになると予想されます。

初年度収益の5%は「コロナ被害者」に寄付

TimeTicket GmbHは「eSportStars」のサービスを通じて得られた初年度収益の5%を
・国際連合児童基金(UNICEF)
・国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
・児童養護施設
などといった「新型コロナウィルスで影響を受けた子供たち」寄付するとも伝えられています。

「eSportStars」の公式サイトは日本語にも対応しているため、サービスの詳細などは以下の「公式発表ページ」または「公式サイト」をご覧ください。
>>「タイムチケット」の公式発表はこちら
>>「eSportStars」の公式サイトはこちら
>>「TimeCoinProtocol」の公式サイトはこちら