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Ubisoft:イーサリアム基盤の収集アイテム「Rabbids Token」リリース

大手ゲーム開発企業である「Ubisoft(ユービーアイソフト)」は2020年6月17日に、同社が展開している人気ゲーム「Rabbids(ラビッツ)」のキャラクターグッズを収集することができるイーサリアム(Ethereum/ETH)ベースのトークン「Rabbids Token(ラビッツ・トークン)」をリリースしました。このトークンの販売によって得られた資金は「国連児童基金(ユニセフ/UNICEF)」を支援するために使用されることになっています。

Rabbids Token(ラビッツ・トークン)とは

Ubisoft(ユービーアイソフト)が新たにリリースした「Rabbids Token(ラビッツ・トークン)」は、イーサリアムのブロックチェーン技術を用いて発行されるERC-721のNFT(代替不可能なトークン)となっています。Rabbids Tokenを購入すると様々なデザインで描かれた「ラビッツのアイテム」を入手することができ、新しいユーザーが購入する度にデザインが変わる仕組みとなっているため、トークン購入者はこれらのアイテムを収集して遊ぶことになります。

Rabbids Token(ラビッツ・トークン)は「Metamask(メタマスク)」などのイーサリアムウォレットを接続した状態で「Rabbids Token」の公式サイトにアクセスすることによって購入することができるようになっており、公式サイト上には合計5種類の購入ボタンが設置されています。

この購入ページには「現在のイラスト・トークン保有者のウォレットアドレス・販売価格」などの情報が表示されているため、トークン購入者はこのページの内容を確認しながらアイテムを収集することが可能です。

(画像:Rabbids Token)

これらのコレクティンググッズは常に販売されているため、購入希望者は指定された金額をETHで支払えばいつでも所有者からコレクティブを購入することができ、元々の所有者は「Proof of Plausible Ownership(POPO)」と呼ばれる仕組みを採用した特別なトークン証明書を受け取ることができます。

Proof of Plausible Ownership(POPO)を採用していることによって、自分が過去に取集したアイテムの情報をトークン譲渡も証明することができるため、「Rabbids Token」で展開されているアイテムの収集記録を証明できる仕組みとなっています。

ラビットトークンの売上は「ユニセフ」に寄付

トークン購入者が支払ったETHは「元の所有者」への送られるわけではなく「国連児童基金(ユニセフ/UNICEF)」のイーサリアムウォレットへと直接送金されることになっているため、トークン購入者はアイテムを集めて図鑑を完成させながらユニセフの活動を支援することができます。

「Rabbids Token」の公式サイトには、接続されたウォレットアドレスが所有している「POPOコレクション」を確認するための”図鑑ページ”も搭載されているため、自分が過去に入手したアイテムはこのページで確認することが可能です。

Ubisoftは『これらの新しいラビッツのコレクティブは他のブロックチェーンゲームと相互運用することができる』とも説明しています。「Rabbids Token」の詳細は以下の公式サイトをご覧ください。
>>「Rabbids Token」の公式サイトはこちら