暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2020年6月19日に、世界180ヵ国以上のユーザーがVISA(ビザ)のクレジットカードやデビットカードで暗号資産(仮想通貨)を直接購入できるようになったことを発表しました。
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世界180ヵ国以上で「VISAカードでの直接購入」が可能に
BINANCE(バイナンス)は以前から、世界中の人々が気軽に暗号資産(仮想通貨)を売買できる環境を提供するための取り組みを続けており、世界各国の法定通貨をサポートしていく計画などを明らかにしていましたが、先日19日には「世界180ヵ国以上のユーザーがVISAのクレジットカードやデビットカードを用いて暗号資産を直接購入できるようになったこと」が発表されました。
バイナンスによると、
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・エックスアールピー(XRP/XRP)
・バイナンスコイン(BinanceCoin/BNB)
・テザー(Tether/USDT)
・バイナンスUSD(Binance USD/BUSD)
などの暗号資産はクレジットカード・デビットカードで直接購入することができ、購入後は数秒以内にBinanceアカウントへと暗号資産が入金されると説明されています。
VISAカードに既に対応している地域としては「欧州諸国・英国・ロシア・ウクライナ・ラテンアメリカ・カリブ海諸国・北米」などが挙げられており、2020年6月22日〜23日頃には「アジア太平洋・中東・アフリカ」などの地域でも対応する予定だとされています。
ただし「オーストラリア・ブラジル・カナダ・コンゴ・北朝鮮・シリア・アメリカ・ジンバブエ・ベラルーシ・クリミア・キューバ・イラン・イラク・スーダン」などの国ではこれらのサービスは”許可されていない”と説明されています。
「Binance.com」は再び日本語対応
BINANCE(バイナンス)が提供している本家の暗号資産取引所「Binance.com」は、記事執筆時点で再び”日本語”にも対応しています。
同社は以前に日本側からの指摘を受けて「日本語ページ」を削除したことを明らかにしていましたが、現在は公式サイトの「言語切り替えボタン」から「日本語」を選択することによって、日本語表示に切り替えることができるようになっています。
暗号資産メディア「コインテレグラフ」の報道によると、バイナンスは「日本語表示に対応した理由」について『日本に住んでいない日本語を話すユーザーに向けたサービスを意図している
』と説明しているとのことです。