世界中のコスプレイヤーが利用しているグローバルなコスプレ画像投稿サイト「WorldCosplay(ワールドコスプレ)」を運営している「株式会社キュア」は2020年9月9日に、WorldCosplayに暗号資産ウォレットを実施したことを発表しました。これにより、同サービスの利用者は「MyEtherWallet(MEW)」を利用して「コスプレトークン(CosplayToken/COT)」で世界中のクリエイターを応援することができるようになりました。
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暗号資産を活用した「クリエイターの応援」が可能に
WorldCosplay(ワールドコスプレ)は、世界中のコスプレイヤーに利用されているグローバルなコスプレ画像投稿サイトであり、2020年9月時点では世界180ヵ国で約92万人の会員に利用されています。
ワールドコスプレには「ダッシュボード・ランキング・検索・アップロード・収集・コメント・コミュニケーション」などといった様々な機能が搭載されていますが、今回の発表では新たに「暗号資産ウォレット」が実装されたことが報告されています。
暗号資産ウォレットが新たに実装されたことによって「WorldCosplay」のユーザーは、イーサリアム(Ethereum/ETH)関連の暗号資産を保管することができる人気のウォレットアプリ「マイイーサウォレット(MyEtherWallet/MEW)」を活用して「コスプレトークン(CosplayToken/COT)」で世界中のコスプレイヤーを応援することができるようになりました。
コスプレトークン(CosplayToken/COT)とは
コスプレトークン(CosplayToken/COT)は「株式会社キュア」が主体として発行している「WorldCosplay」のユーティリティトークンであり、コスプレイヤー・カメラマン・コスチュームを活用したアーティストなどといった世界中のクリエイターに対してファンユーザーからの応援や物販などで利用することを想定して開発されています。
COTは今のところ日本の暗号資産取引所には上場していないため、日本居住者は購入・取引することができないものの、暗号資産取次サービスを提供している「Xtheta(シータ)」が現在実施している「新規取扱い暗号資産のニーズを調査するためのアンケート調査」では候補の1つとしてCOTが含まれています。
COTは現時点では日本国内で取引することができないものの、株式会社キュアが発行していることを考えると将来的には日本国内の暗号資産取引所に上場する可能性もあると予想されるため、COT関連の今後の動きにも注目です。なお「CoinGecko」のデータによると、COTの価格は記事執筆時点で「1COT=4.46円」とされています。
株式会社キュアは「暗号資産ウォレットを実装することによってファンの人々が世界中のクリエイターを応援できる環境を提供しながら、ユーザーの利便性をさらに高めていく」と述べており、『今後も、あたらしい体験、あたらしい価値で熱量が上がるコスチュームエンタテインメントを提供していく』と説明しています。