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韓国は主要銀行への立入検査を予定|今後の価格にも影響か?

韓国の金融監督当局は、韓国の3つの銀行を最近導入された仮想通貨取引口座のためのマネーロンダリング防止規則に準拠しているかどうかの検査を実施します。

9日の声明によると、金融サービス委員会(FSC)と金融情報分析院(FIU)は4月19日から25日にかけて、NongHyup/KookMin/KEB Hana銀行の立入検査を実施します。

FSCは今年初めに、マネーロンダリングや仮想通貨による不正流出を防ぐために、仮想通貨取引所の顧客に匿名のアカウントを提供することを禁止しました。

それ以来、NongHyup/KookMin/Shinhan/KEB Hana/IBK/JBなどの少なくとも6行の銀行がこの新しい手続きの実施を進めており、そのうちの3行は4月下旬に検査されます。

審査の対象となっている機関の中でもNongHyup Bankは、韓国の2つの主要な仮想通貨取引所である「Coinone」と「Bithumb」の実名検証プロセスを提供してきました。

規制当局の発表によると、検査の焦点は銀行がこれらの取引所の口座数とそれぞれの預金額を含む韓国の仮想通貨取引の新しい実名検証ルールに完全に準拠しているかどうかであるとのことです。

この計画は、1月の金融監査機関による現場での現地調査に続き、3月22日の規制当局がすぐに2回目の調査を開始するかもしれないという前回の報告書を確認します。

また、FIUは今回の検査に含まれていない他の金融機関に対し、新しいマネーロンダリング防止法と実名検証のガイドラインに従うように、独自のチェックを実施するよう求めました。

(引用:coindesk.com

韓国の大手仮想通貨取引所Bithumb

仮想通貨取引所Bithumbは、これまでにも韓国で様々なサービスを展開してきている主要な取引所です。

今回の立入検査はBithumbへ影響も考えられるため、今後の動きに注目が集まります。

中国の大手取引所Huobi

また3月末には中国の大手仮想通貨取引所Huobi(フオビ)が韓国に新たに子会社を設立しました。

今後は韓国の仮想通貨取引所にも変化が現れる可能性もあります。


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