仮想通貨取引所に大きな変化?|GMOコイン驚きの黒字額は?
仮想通貨取引所GMOコインの第2期決算公告によると、昨年の同時期は1200万円の赤字となっていた同社のの純利益は、事業開始から半年間で1億200万円の黒字となっていることが明らかになりました。累積利益や損失の指標となる利益剰余金は9000万円とのことです。また、前年度の決算公告と比べると、株主資本は4億円から18億円に増加しています。
2020年6月追記:仮想通貨の呼称は2020年5月に「暗号資産」へと変更されました。記事内に記載されている「仮想通貨取引所・仮想通貨」などの表現は2020年5月以前の表現であり、現在は全て「暗号資産」へと変更されています。
仮想通貨市場は大きな変化の時期を迎えています。
GMOコイン急成長の理由は?
GMOコインは、2016年に設立されたGMOインターネットの子会社であり、17年5月から仮想通貨FXや現物売買といったサービスを提供しています。
GMOコイン特有のサービスを積極的に展開
同社は早い時期から仮想通貨FX専用スマートフォンアプリ「ビットレ君」を発表しており、GMOグループの従業員がGMOコインを通してビットコイン(BTC)で給与の一部を受け取ることができるような環境を提供するほか、取引所ではなく販売所としての形で運営することによるシンプルな取引、さまざまな手数料が無料であることなどによって、アルトコインの購入に最も適しているとの高い評価も受けていました。
リップル(XRP)も購入できる
GMOコインでは、リップル(XRP)を購入することができるのも大きな魅力の一つです。ここ最近ではリップルに関する大きなニュースも多く話題となったため、GMOコインでのリップル購入者が多かったのではないか?とも考えられます。
最近のリップル関連のニュースはこちら
GMOコインでは次のような仮想通貨を取り扱っています。
- ビットコイン(bitcoin/BTC)
- ビットコインキャッシュ(bitcoin cash/BCH)
- イーサリアム(ethereum/ETH)
- リップル(ripple/XRP)
- ライトコイン(Litecoin/LTC)
仮想通貨市場で第二ラウンド開幕?
仮想通貨取引を行う事業には、Yahoo/LINE/サイバーエージェントも参入を発表しているほか、先日話題となったマネックスグループによるCoincheck(コインチェック)の買収など、大きな変化が起こりつつあります。今年中にはSBIバーチャル・カレンシーズでの取引が開始されることも踏まえると、2018年は大手企業の参入や金融庁の規制強化も含めた、新しい仮想通貨市場が幕を開けることが予想されます。
大手企業が続々と仮想通貨市場に参入?
おすすめの取引所は?
仮想通貨取引所はどれか一つに絞ろうとするのではなく、それぞれのメリットをしっかりと理解した上で使い分けれるように、複数の取引所を利用する事をおすすめします。
主要な取引所のメリットや特徴の比較などはこちらの記事をどうぞ。
仮想通貨取引所はうまく使い分けよう